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フルメタル・パニック!
陣代高校の平和は、たったひとりの転校生の訪れとともに終わった。 うなる弾丸、飛び散る薬莢、鞄にギッチリ銃器類。 出てくる言葉は「キケンだ。ふせろっ!」。 そう、やってきた転校生、相良宗介は、拳銃持った大ボケ君だった! 彼の脳に“平和”の文字はない。 勘違いで校内狙撃、思い込みで路上爆破――ケタ違いの常識外れ宗介。 だがしかし! 戦争ボケとは仮の姿。 その実体は……世界最強の武装集団『ミスリル』のエリート戦士、相良軍曹だったのである! KGBの魔の手から、美少女・千鳥かなめを守るため、今日も相良軍曹は校内で銃を撃つ! ごく普通の女子高生かなめに隠された壮大な秘密をめぐり、 今、ボケと涙と感動の戦いが始まった!! 巨大スケールで描くSFアクション・コメディ、堂々見参。 ●間桐桜さんの書評
やること成すこと全てに手榴弾、拳銃、地雷! エトセトラエトセトラ! 笑えますね。軍事ネタでここまで笑わせる作品は類を見ません。飽きないですね。 その度にかなめのハリセン! ワンパターンなのにおもしろい。 かつ、シリアスな場面との使い分けがうまく、引込まれました。 私はアニメから見た人間ですが、それでもおもしろいですね。 ASの戦闘場面は特に最高でした! 一部だけ鬱になりましたけど、最後は特に最高です。 相良の精神の成長っぷりにも驚かされます。 ネタバレになるかもですが、 ギャラは半分でいいから!とか自分よりかなり上の立場の人間に言ったりとか。 とにかく、一巻はきつかったような気もしますが(それほどでもないですけど)、 二巻以降は特におもしろいです。是非、ごらんあれ!
裏表がない分だけボケた人間に見えて最高です。 その次に、テレ……ガウルンです! 敵なのに男らしいですよね。そして、あの生存運にはお手上げです。 最後はあれでしたけど。最後まで本気でカッコよかったです! えっと、やっぱり一番はぶっちゃけてテレサ・テッサロッサ。いえ、テッサです! 可愛いです。かつ、ドジッ子でいいですよね。妹辺りにしたいな(冗談です) 本編もいいですが、短編の方が目だって最高ですよ。 あんな、小さいこのどこがいい? 全てです! ミニの女の子万歳です(←問題発言)
ロボであるだけに、AS自体は挿絵に頼らなければいけないところかな。 欠点にもなってないですね。 ●キワミさんの書評
シリアスとギャグの融合だけではなく、ロボットのカッコよさ、 さまざまな教訓もこの作品の大切な要素だと思います。 ストーリーの面白さはまず主人公の裏表のない真面目な性格にあると思います。 学園生活ではその傭兵としての戦闘能力を隠そうともせずトラブルを起こしても、 何事も無かったような彼のあのたたずまいがより笑いを誘います。 逆にシリアスな戦闘シーンではその彼の高い戦闘能力の真価が発揮されるわけで。 そのギャップが格好いいわけですよ。
クルツウェーバー。カッコイイ。 椿一成。熱い。 ●トラファルガー佐野さんの書評
単なるカッコよさを追求したロボット物ではなく、 人間の戦う理由や、現代の急速な機械技術の発展へのアンチテーゼも含まれています。 しっかりとした設定。読者を楽しませてくれる展開。 涙あり、笑いあり、カッコよさあり、愛ありと、 とてもたくさんのことをぶち込んでいるのにそれらが全て上手くかみ合わさっている。 作者、賀東招二さんの頭の良さをうかがえます。 私が小説を書こうかな、と思うきっかけになった作品でもあります。 ぜひ一度読んでみて下さい。ロボット物が好きでなくとも、はまると思います。
あまり登場しないのですが、カッコよすぎます。 非情さと暖かさという相反する二つをあわせ持ったとても尊敬できる人です。 それに私、渋いおじ様系が大好きなんですよ。
これほど完成度が高く、シリアスとギャグが見事に融合した小説はめずらしいでしょう。 特に、軍事ネタに絡めたギャグが今までになくて斬新でした。 小説で笑えたのは、今のところこの作品だけです。 新刊が出るたびに必ず買っていました。 この作品を超えるような小説は、これからもそうそう出現しない思っています。 個人的には長編より短編集の方が、気軽に読める分楽しめると思います。
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“文学少女”と死にたがりの道化
死神さん(男性・14歳) えのさん(男性・17歳)一押し!
天野遠子・高3、文芸部部長。自称“文学少女”。彼女は、実は物語を食べる妖怪だ。 水を飲みパンを食べる代わりに、本のページを引きちぎってむしゃむしゃ食べる。 でもいちばんの好物は、肉筆で書かれた物語で、彼女の後輩・井上心葉は、 彼女に振り回され、「おやつ」を書かされる毎日を送っていた。 そんなある日、文芸部に持ち込まれた恋の相談が、思わぬ事件へと繋がって……。 野村美月・新味、ビター&ミステリアス・学園コメディ、シリーズ第1弾! ●カルガワさんの書評
昔に分相応の名誉を手にしてしまったことによって負ってしまった大きな心の傷を持つ主人公が、 次々に起こる既存の作品をなぞる様な不可解なな事件を追うそんなお話。 しょっぱなから超個人的主観感想ですが、 読み終えての第一印象は、とても綺麗で澄んだ作品、でした。 特にこの死にたがりの道化は、初っ端からかなり鬱々で暗い、 あの読んだら死にたくなる作品を題材としているので、 題名に偽り無くかなり鬱々しく悲しくもあり哀れもありなのです。 しかし、結末まで読むと、何故かすっきりとした読了感がありました。 それはこの結末の持っていき方や、 キャラの一喜一憂な動きからなるこの作品の魅力なのでかいなと思います。 少なくとも、キャラや構成、セリフなど特徴的な面を挙げるというよりも、 それ全部丸々含めて作品一つとして、それこそ所々味わいの違う部分を念入りに味わように、 じっくりゆっくり楽しむ作品ではないかと。 第一巻の時点では詳細はわかりませんが作品の感想としては、 これはきっと一巻一巻ずつの感想より、全部読んでから、 文学少女のシリーズとして評価して始めて完成する作品なのではと思いました。 なので、ハイスピード怒涛の展開を期待する方にはオススメしない。 まあイラスト見た時点でそれを期待する人はいないとは思いますが。 雨が降ってる静かな日とかに読んだらいいかも。 この作品の一つの大きな魅力としては、文学、 というより文章作品という媒体の大きな力と危険性を全面に表わしているという点。 −も+な部分も含めて全て、それがこの作品の原点であり、大きなテーマとしても動いています。 作品の中でも、魅力に取り付かれた、魅せられた、などの文が多く存在します。 特にこの巻ではそれが強く、個人的にかなりの衝撃を受けました。 文学とは人の心に残る作品とは、ここまで人の心というものに衝撃と影響を与えうる影響力があるのか ということを大きく表現している。この部分に関しては正直かなりリアリティあると思います。 なにせ作品一つでこの物語の元凶というか、生き死にの事件が起きているんですから、 読み終わって、あれよく考えるとこれってそもそもこの作品が存在しなかったら、 こいつが読まなかったら、ここまで大事になってなかったんじゃね、事件は起きなかったんじゃね? と、考えると軽くゾクっときます。 文学の影響力は偉大で恐怖です。 文学の力の強さというものを垣間見れる作品なのではないかと思います。
文字通りのムードメーカーって奴です。
展開が若干先読みしやいかな、と思います。 それはもちろん、既存の名作を題材にして、 それと重なるように事件が起きるというこの物語の構成自体が、 やはり読みやすくなってしまうという点もありますが。 あきらかに、消化されていない伏線とキャラの事情などが放置されている時点で、 いったん事件が終ったみたいな展開があり、 話が進むにつれて残った伏線−消化された伏線=真相、みたいな感じで、 次第に条件が限定され絞りやすくなります。 読み手が作品のテーマをちゃんと理解した終盤になると、 まだ消化しきれていないキャラの背景事情や伏線が明確に残りすぎて、 それを消化する為の予想通りの展開のみが残ってしまう。 極論、「なんか事件は一通り終ったみたいだけども、 あのキャラのこういうところがまだ説明し切れていないし、あの点も不鮮明だ、 こんだけページ数余ってるからあと一山あるな」なんて事前に思ってしまい、 予想通りすぎて驚くような衝撃が沸いてこないところですかね。 ちょっと、題材とかテーマに縛られすぎ、裏も無くまんま堂々と表わしすぎで、 イレギュラーな感覚が無いのが残念かな。 あと陰と陽のバランスが正直微妙、ストーリー自体が重く欝く暗いのに対して、 遠子先輩のキャラが明るすぎる楽しすぎる、 それがシリアスの展開続きの最中にいきなり割って入るから読むほうが追いつけない。 彼女自身が真剣になるようなよほどシリアスな展開じゃないと、 無理やり明るくなりすぎてて気持ちがおかしいことになる。 特にこの死にたがりの道化はそれが際立っている。 題材にしている本が本なのだから仕方が無いとは思いますけど。 あとがきで作者さんが書いてあるようにシリアス方向を目指したいのなら、 陰と陽を表わす場面をはっきりと分けるべきたったかなと思いました。 あとこういう構成自分は後々展開を予想できるので大好きで、正直書きたくないのですが、 シリーズ統計ではなく死にたがりの道化の感想として割り切って書くならば、 一巻の時点では無駄な設定多すぎやしませんかね。 ●クルキさんの書評
そんな文学少女の天野遠子と、小説によって大切な人を失ったはずなのに、 なぜか遠子先輩のおやつ係として執筆に取り組む、主人公の井上心葉が織りなす学園ミステリー。 毎回毎回、テーマとなる有名文学作品に類似した事件が起き、 その作品の人物と事件に関わる人物の役割を照合させることによって、 遠子先輩が事件を『想像』して解決しちゃう、っといった感じです。 また、作品の間章に、事件の関係者が書いた、テーマとなった文学作品を連想させるような日記? みたいなところがあるのも、より事件に深く入り込める要因でしょう。 事件だけではなく、日常やそれをつかさどるキャラクターも生き生きとしています。 心葉のことが好きだけど、ついついツンツンしてしまう琴吹ななせや、 心葉の友人で常に誠実であろうとするナイスガイ、芥川君なんかも面白いです。 なによりも、遠子先輩の小説のウンチクがすさまじい…… 下手をすると見開き一ページ、延々と小説について語っちゃうくらいで。 それでも、遠子先輩はとっても可愛かったりします。 お化けが怖かったりする少女らしい一面があるかと思いきや、 ヘタレた心葉を母親のような慈愛で癒してくれたり、と。とにかくおいしいキャラ達です。 また、文章の一つ一つがとてもきれいで、それこそ食べちゃいたいくらいです! もうすぐ完結ですが、どんな結末になるかとても楽しみです。ぜひ、一度読んでみてください!
じつは個人的には竹田千愛ちゃんのほうが好きだったりします。 いつもニコニコ笑っている彼女はいるだけで、その場がにぎやかになるようなそんな元気な子、 なのですが……自分は正直最初はあまり好きではありませんでした。 しかし、ネタばれになるので多くは語りませんが、彼女にはある大きな悩みがあります。 その悩みを知り、彼女の本質を知ったとき、自分の中で彼女の立ち位置がグンと変化しました。 彼女の悩みが完全に解決できたらなぁ、と思います。
あえて挙げるとしたら死んでしまうほとんどの人が、いろいろな意味で悲しいということでしょうか。 それでいいという人もいるでしょうが、個人的にはもう少し救われてもいいんじゃないのかな、と。 ●死神さんの書評
その中でも一番のお気に入りが文学少女シリーズです! この作品は話の途中にその話の最重要人物の日記のようなものが挿入されていて、 謎の暗示となっているのですが、自分は毎回当てが外れます。 しかしそれこそが文学少女の魅力であり面白さなんです。 読む側ああだこうだと考えさせるこのストーリー展開、 普通に見えても実は心に深い傷を持つキャラクター達。
彼の不安定に揺れながらも必死に前に進んでく姿に感動を覚えます!
●えのさんの書評
先人の名作(著作権切れ)を踏み台にするという大胆な内容で、 前半は明るく、後半は割とシリアスです。 主人公の一人称なのに、登場人物の感情が凄く良く書かれていて、 ……脇役は捨て駒の如く描写が少ないけど、 ……遠子先輩の頭の中身は本一色だけど、 ん? あれ? あ〜、ともかく、よく書かれています。 某先人の某名作は『青空文庫』のサイトで無料で読めるので、読んだことのない方は、 読後でも読前でもいいので行ってみることをオススメします。 以下ネタバレ。 十年前の事件の解決シーンが、単調で適当な感じだった上に、 OB連中が登場二回目にして、明かされる役割が大き過ぎて、何が何だか。 正直、感情移入も何もできず、ポカーンと小説に置いていかれたような気分でした。 「作者め最後にミスしたのか?」 「今回は心葉のトラウマを抉って終わりか?」 などとガードを下げていたら、 実にいいパンチをもらいました。ええ、見事に計略に嵌りましたとも。
見せ場の推理シーンが山場に持ってこられないという扱いが可哀想で、可哀想で。 琴吹ななせ。 今時ありえないような古典的キャラ付けがツボにはまりました。
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”文学少女”と飢え渇く幽霊
文芸部部長・天野遠子。自称“文学少女”。 彼女は、実は食べ物の代わりに物語を食べる妖怪だ。 彼女の後輩・井上心葉は、常に彼女に振り回され、「おやつ」を書かされている。 そんなある日、文芸部の「恋の相談ポスト」に「憎い」「幽霊が」などと書かれた紙片や、 数字を書き連ねた謎の紙が投げ込まれる。 文芸部への挑戦だと、心葉を巻き込んで調査をはじめる遠子だが、 見つけた「犯人」は、「わたし、もう死んでるの」と笑う少女で……!? 学園ミステリー、ビター&スイートな第2弾! ●カルガワさんの書評
次の事件は、怪しい怪文書から始まる幽霊騒ぎ。 とっくに死んでいると名乗った謎の幽霊少女と、それに瓜二つの容姿を持ちながら、 雰囲気は真逆の少女、雨宮蛍との会合から始まる、不可思議な謎に文芸部が挑みます。 ある意味前作より、シトシトとした雰囲気満載の今巻。 全般わりかし暗く、見る人が見れば救いのないお話かもしれません。 不思議な暗号や前作のキャラまでも通してなどシリーズモノの特性が良く活かされており、 謎とミステリーの質については、前作より格段に上がっています。 個人的に前作が感じたり共感した感想に対して、こっちはいろいろと推理させられた印象が強いです。 普通に、はてはてと頭悩ませながら読みました。 そして、読者はきっとこの巻で文学少女という作品の方向性が理解できるんじゃないでしょうか。 最後の結末は、ある程度予想できたにせよ。見事にこちらの願望を裏切ってくれたましたね。 驚きというより、やっぱりか〜というしみじみしたものを感じました。 ただ、こういう読了感を出せる作品は純粋にすごいと思います。 蛇足。 え〜、正直に申しますと、実はワタクシめ、一巻を読まずに勘違いして二巻を購入してしまい、 読了してから、この巻が二巻だと気付いてしまいました。 それがいいかどうかはわかりませんが、まったく違和感なくこの作品に溶け込めました。
この巻をピンポイントで指して言うのなら前作と謎の種類がちょっとだけ似てるという点。 確証レベルではなくしかし、似ている二人という謎の部分で、 前作にあった演じる演じないのポイントは誰もが思い浮かべるのでないかと思います。 読んでいる最中は十分、憶測で片付けられる些細なことではありますが。 ●批評人見習いさんの書評
文芸部が設置した恋愛相談のポストに謎の怪文書が。 これを文芸部への挑戦と受け取った遠子先輩が犯人を探し出そうとする。 こんな感じで物語が始まります。 この作品の面白いところは、遠子先輩が、 昔の文学作品の面白さを味覚に喩えて表現する場面が多々現れることですね。 その喩えを見ているとその作品を読みたくてしょうがなくなってきます。 そして、この作品最大の魅力は何と言ってもラストです。 どうやらこのシリーズはラストにこそ魅力が凝縮されているようで、 ラストを読むために一冊を読むと言っても過言ではありません。 私はこのラストを読み終わった瞬間、 意識が吹っ飛ばされるような衝撃に襲われてしばらく放心したほどです。
この先輩は本を食べちゃう妖怪なのですが、今のところは何ら人間と変わりありません。 まさに本が大好きな文学少女なのです。 で、その遠子先輩が可愛くて可愛くてしょうがない。 本のためなら命も投げ出しそうですよこの妖怪は。
しかし、このラストは必見ですので是非とも見て欲しいと思います。 退屈な原因はツンデレ少女と主人公のトラウマが結構絡んでくるからなのですが、 今のところはそれが生きておらず、結果退屈になってしまいますね。 きっとこの先は重要な鍵になるのでしょうけれども 。
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