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西の善き魔女
舞踏会の日に渡された、亡き母の首飾り。 その青い宝石は少女を女王の後継争いのまっただ中へと放り込む。 自分の出生の謎に戸惑いながら父の待つ荒野の天文台に戻った彼女を、さらなる衝撃が襲う。 ――突然の変転にもくじけず自分の力で未来を切りひらく少女フィリエルの冒険がはじまった。 胸躍る長篇ファンタジー、堂々開幕。 ●牡丹さんの書評
で、読んでみたところ。 文章が綺麗。「日本語最高!」 と改めて思わせてくれる作品でした。 ストーリーを追うのは少々大変ですが(舞台は変わるし、地名とか覚えなきゃいけないし)、 それでも「あ、読みてー」って思わせてくれる作品です。 学校の図書室よ、ありがとう(ぇ)。 小説の勉強をしたい人(作家さんになりたい人とか)は、 この本『も』読んでみるといいんじゃないかな、って思います。 あと、ハードカバー版(?)などなど、いろいろな形で出版されてるので、 (私が知っている限りでは三種類) 読みやすいのを選んで読まれるとよろしいかと。
レアンドラは苦手意識ありますが。とりあえず、実際にいたら友達にはなれない。 フィリエルはいい子ですし、ルーンは変わり者ですが根本はいい奴です。 マリエ、アデイル、ユーシス、ロット……。 みんな魅力的ですので、それなりに好きですね! フィリエルの明るいところはいいですね。 ただ、普通はあそこまでできませんけど(汗)。
その辺のよくいる小学生(失礼ですけど)には、 とてもじゃないけど読めないのではないかと思います。 中学生でも、男子には向かない作品ですね。 その……「ホモ? こっちはレズ?」と思わせるシーンがあるので。 というか、そういう雰囲気を漂わせるシーンがある、っていうべきでしょうか。 私は深く考えずに読むので(そういうのが苦手ですから)なんとかなりましたが。 もう気づかないフリですよ。 だから、中学生には余計お勧めしない方がいいのかも? って感じです。 道を踏み外されると困るので(苦笑)。 あと、ストーリーは少し分かりにくいです。貴族の方々とかの話とか、理解にしくいなあ、と。 私がただ馬鹿なだけかもしれませんが。言い方が回りくどくて; まあ根気よく読み続け、なおかつ読み直していれば問題ないと思いますけど。 というわけで。 細かい文字(の羅列)はダメだ!(そんな人はここにいないと思いますが) 私は繊細で純情ゆえ、同性愛などもってのほかですわ。 (自称繊細なんて言ってる時点で繊細じゃないですけど) 舞台がころころ変わるって苦手。 という人にはお勧めできないかもです。 ●紅涼さんの書評
賢者(フィーリ)と詩人(バード)を呼び出した 氷の都を訪れた 真昼の星が落ちたらおしまい あなたの後ろに立つ人だあれ ――という歌から始まるファンタジー。 なんといっても魅力は何でもありのストーリー! シンデレラみたいな雰囲気のファンタジーかと思えば、 戦いはあるわ、後継者争いはあるわ、突然学園モノ(もちろん女学校)になるわ、 かと思えば竜とユニコーンの大地での冒険モノになったり。 最終的にはSF要素まで組み込まれていたりして、 とにかくパッと思いつくような要素は全て入っています。 キャラクターも、誰でも1人くらいは気に入るキャラがいると思います。 人数が多いのでややこしい時もあるんですけど、 名前のある人は大体ちゃんと見せ場のある人です。 無駄なキャラはいないと思います。 主人公フィリエルが、何か特殊技能を持っているわけでもないのに、 今できる精一杯のことをして、大切なものを守るためだけに運命と戦う姿は、 本気で応援したくなるし、見ていてとても勇気付けられます。 最近は漫画や、アニメにもなってます。幸せです(笑) 新書版(イラストが、古いものと漫画版と同じものとあります)の他に、 文庫版と、ハードカバー版もあるようです。
可憐で、まるで淡い色の春の花のようなアデイルと、 格好よくて野心たっぷりの大人っぽい女性なレアンドラという、 対極なふたりが良いんです。ふたりセットで好きです。 マイナーな所だとケイン・アーベル氏とか…。 外伝2のティガくんとか、外伝3の悪い子(笑)なバードも好きです。 他にも沢山いるんですが止まらなくなりそうなので……
あと、2巻あたりはノリが少女漫画なので、苦手な方には辛いかもです。
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花に降る千の翼
南の島国タリマレイ。 第一王女イルアラは、活発で明るい太陽のような少女。 王族に必須の、神や精霊と意思を通じる能力を持たないため、 鳥の神の息子である幼なじみエンハスを護衛役に、なんとか王位継承者として認められようと奮闘中! そんな中、彼女は、大国バラーバルのシーハン王がタリマレイを狙っていると知り、 エンハスらを連れて王のもとにのりこんでいくが―!? 審査員絶賛! 第3回ビーンズ小説大賞優秀賞受賞。
イラストも優しげなタッチで描かれていますし、内容ともピッタリと当てはまる感じがします。 基本は穏やかな国タリマレイの第一王女イルアラ(活発で、剣も普通に振り回す)と、 その護衛役で幼馴染の鳥の神の息子である青年エンハスの恋と、 世界の滅びを食い止めるための冒険のお話で、分かりやすい展開ながらもかなり面白いです。 王女と護衛という身分の隔たり、 人間であるイルアラと半神であるエンハスに流れる血の違い。 切ないながらも綺麗で、優しいお話で、読む価値はあると思います。
エンハスの好意になかなか気が付かないとことか、 モテモテなのにあどけなくて無防備なところとか、可愛いです。
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破妖の剣
古王国ガンディアの王女が、黒衣の魔性にさらわれた。 王女を救出にむかったのは、破妖の剣「紅蓮姫」に選ばれ、“彼女”を操る少女剣士ラエルリール。 強大な魔力に立ち向かう彼女の力は…。
それまで「小説なんて堅苦しいもの」と思い込み、勝手に敬遠していたのですが、 小学校3年の時に初めて友達に市の図書館へ連れて行ってもらい、 手に取ったのがこの作品との出会いでした。 もう、読み出したら止まらない! なんだこの魅力的な主人公は! 作者の表現の仕方、話のテンポ、登場人物、それらが堪らなく私にピッタリでした。 あれから10年近くが経ちますが、今でも私の一番大好きな作品で、 私が小説を書こうと思った原点でもあります。 舞台は、ガンダル・アルスという、創造神ガンダルによって生み出された異世界。 主人公のラエスリールは、半分が人間でもう半分が魔性(妖怪?)という半人半魔の少女。 破妖刀と呼ばれる、この世で唯一魔性を倒すための意思を持つ武器に選ばれたが故、 『破妖剣士』となり魔性との闘いに身を投じていく。 最初の大筋はこんなものです。 その他、明かされていく彼女の過去。それに関わる人物。思わぬ秘密。彼女が辿る、壮絶な運命。 それがもう堪らなく面白いです。 巻数が増える毎に、登場人物も増えていくのですが それがまた魅力的なんです!! 中でもラエスリールを護る『護り手』闇主(あんしゅ)が美形で、 ちょっとお馬鹿でカッコ可愛いんです! ……彼の正体など、詳しく語るとネタばれになってしまうので控えますね 長々と乱文で失礼致しました。 とにかく、ライトノベル好きな方でしたら読んでみて損はないと思いますよ。
彼女を支える闇主。 この二人の組み合わせがとんでもなく大好きです!
例に漏れず、この作品も未だ最終章の途中〜で連載が止まってしまっています。 終わりまであともう少しなのに!! とても残念です。
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薔薇のマリア
九頭竜大骨格と呼ばれる巨大竜の骨が“蓋”となり、異界生物を封じ込めている地下空間に、 財宝を求め危険を顧みず潜り込む集団がいた。クランZOO。 美しくも頼りないマリアローズを筆頭に今日も万全(?)の態勢でお宝GE!? ……のハズだったのに!! 分断の危機、思わぬ敵との遭遇と、幾度のピンチをへてメンバーが見たものは、 戦慄の魔導女王が誘う“哀しき夢”だった!? 優しき“侵入者”マリアと仲間たちの最高な物語、堂々開始。 ●凜音さんの書評
主要キャラクターには全員暗い過去がついてまわり、ただ単純に明るいキャラなんかいないんです。 特にマリアローズ。一説によると彼にも秘密が隠されています。その外見ゆえの過去も多くありますが。 これからどう広がっていくか、楽しみです。
1に絵に惚れ、2に性格に惚れ、3に仕草に惚れた。 あと、パオロが地味に好きです。 ネロさんもいい味出してますね。 レニィくんも。あ、マリアローズも好きですよ。
というか、私にとっては欠点がわからないほどにすばらしい! あと、ちょっとグロいところかな。 2巻ではもう買わないと決心しました。買ってるけど。 ●飴穏 沙羅さんの書評
異界生物が蠢くアンダーグラウンドで、財宝を手に入れるという ダンジョンRPG的な設定を持つライトノベル。 しかも、主人公は所属チーム内で最弱です。 「一口に登場人物達を語れない」のが魅力だと思います。 個性豊か過ぎるキャラクター達が沢山います。 心理描写がかなり多いので、「キャラクター=自分」のようなリアルな感覚で読めます。 なので、感情移入なんかもしやすいですね。 時折入る漫才めいた会話(動作も入る)が笑いを誘い、 絶望の淵に落ちたような所、或いは其処からのからの再生が涙を誘ってくれます。 戦闘シーンにも迫力がありますね。 兎に角型破りな作品で、かなり読み応えがあると思います。
いくら拒否されても主人公に愛を捧げちゃってる所とか、 仲間思いな所が魅力。 それから、飛燕(フェイヤン)。 駄々っ子のような所や口調が好きです。
それも魅力と言えば魅力なんですが、耐性が無いと読めそうにないと思います。 あと、若干地の文が多い気がしますね。 ●北野卵さんの書評
何と、特別賞を受賞したのは今まで二人だけで、もう一人はあの滝本竜彦さんです。 これだけで、なんとなくこの作家が特殊なものを書くんだなと分かります。 薔薇のマリアはその作家さんのデビュー作です。(受賞作ではありません) 基本はダンジョンに潜り、敵を倒して金やアイテムを得るというRPG的なものですが、 それはまあどうでも良いのです。 この小説の驚くべき所は、ひたすら書かれている心理描写です。 それも直喩や暗喩などを使うのではなく、 直接に弱い登場人物の心理を勢いよく書きまくっています。 この小説は三人称で書かれているのですが、心理描写の場面では唐突に一人称になったりと、 作者の執拗な拘りが見えます。特に四巻は大暴走。 他にも戦いのときの盛り上がりやスラングの使い方、 特殊な人物造形などもこの作品の魅力です。 今時珍しく読み応えのあるライトノベルだと思います。
主人公への偏執な愛情が凄まじい。 トマトクン。名前だけでお気に入りです。
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