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十二国記
「あなたは私の主、お迎えにまいりました」 学校に、ケイキと名のる男が突然、現われて、陽子を連れ去った。 海に映る月の光をくぐりぬけ、辿りついたところは、地図にない国。 そして、ここで陽子を待ちうけていたのは、のどかな風景とは裏腹に、 闇から躍りでる異形の獣たちとの戦いだった。 「なぜ、あたしをここへ連れてきたの?」 陽子を異界へ喚んだのは誰なのか? 帰るあてもない陽子の孤独な旅が、いま始まる。
話の筋はかなりありがちなのですが、世界観や登場人物のものの考え方などは、 文学作品に引けをとりません!! 中華風ファンタジーと言う言葉だけではとても言い表せない深みがあります。 濃い話や人間ドラマを読みたい! という方には特にお勧めです。 文章もとてもきれいなので、 ライトノベルを書こうと考えている方には参考になるのではないでしょうか? 数年前にNHKでアニメ化されたのでご存知の方も多いかもしれませんが、 このシリーズは今のところ全部で11巻出ています。 また、講談社文庫でも出ていますので、 「ライトノベルを買うのが恥ずかしい」と言う方でも安心して(笑)買えます。 でも、はまってしまうと山田章博さんのイラストが見たくなって、 ホワイトハート版もほしくなってきてしまうので、 はじめにホワイトハート版を買ったほうがいいかもしれません。 ちなみに私はホワイトハート版を買いました。
なんと言っても初勅がかっこいいです。あと、剣で戦うシーンも。
あと、恋愛という要素が一切入っていないので、そこが残念と言えば残念ですね。
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銃姫
かつて神は人間たちの愚かさに怒り、彼らから魔法の力を奪ってしまった。 ところが、人は魔法を弾丸に封じ込め銃器で操ることを思いつき、 ふたたび「力」を手に入れることに成功する。 世界は殺伐とした戦争の時代へ突入した。 少年セドリックは、姉のエルウィング、テロリストの少女アンブローシアと共に 世界の命運を分けると言われる銃「銃姫」を探して旅に出る。 銃姫の引き金をひくものはいったい誰なのか。 そして、銃姫の秘密とは。
しかしながら設定で推すような作品ではなく、あくまで主人公たちの心の成長を綴るラブストーリー 少年漫画テイストの強い作品ですがかなり恥ずかしい系の作品。 主人公たちの熱い一途な思いにシビレます。
キャラの数が多すぎて把握できない。 文章が不親切。 読みやすいが分かりにくいといったところか。
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神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンシリーズ
彼女は可憐で。勝手気ままで。 ――全く容赦が無い。 早く起きて、 朝飯を作れ ……出来たか? 精霊が力を持つ世界があった。 彼らは神曲楽士の奏でる楽曲を糧とし、さまざまな力を発揮する。 そんな精霊たちと契約し、彼らを操ることのできる者は『神曲楽士(ダンティスト)』と呼ばれていた。 新米神曲楽士のタタラ・フォロンは、キュートで最強の精霊コーティカルテと契約をしてはいるものの、 安定した神曲が扱えず未だに見習い楽士。 そんな彼に、精霊の放つ力“精霊雷”を集める初仕事が舞い込んだ。 張り切るフォロンに、普段は何かとうるさいコーティカルテも、 この時ばかりはなにも言わず素直に協力してくれたのだが……。 榊一郎の奏でる、ファンタジーな楽曲が、いまここに響き渡る!
出てくる楽器一つ一つのメロディーや音程などは、文章でありながら、しっかり再現されていています。 キャラクター達は個性豊かで、何といっても設定が奥深いです。 特に興味を惹かれたのは、戦闘に楽器の演奏を含むという設定です。 とにかく読んでみて損は無いと思います。
パートナーである主人公を護る為にその身を削って戦い、 護る為であれば他人を犠牲にするまっすぐな心が良いと思います。
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スクラップド・プリンセス
面倒臭がり屋のシャノンといつも幸せ顔のラクウェル。 2人には血の繋がらない妹・パシフィカがいた。 パシフィカは、黙っていれば可愛いが、口を開けば憎まれ口ばかりの女の子だ。 3人は兄姉妹としてそれなりに平和で呑気な日々を送っていた。 しかし、彼らの静かな日常は父の死で一変する。パシフィカが刺客に襲われたのだ。 いったい何故? 彼女にどんな秘密が隠されているというのか。 シャノンとラクウェルは、大切な妹を守るため、刺客と戦う決意をするが――。 「ドラゴンズ・ウィル」でデビューした榊一郎が描く、新たなハートフルファンタジー、ここに開幕。
最初のほうは「王道的なファンタジーだなぁ」と思って読んでいましたが、 9巻で明らかになった世界の真実を知り、度肝を抜かれました。 ネタバレになってはまずいので明言は避けますが、 まさかアレとアレとを融合させるとは、少なくとも当時の私には想像もできませんでした。 そして世界観もさることながら、この小説は何より泣けます。 特に11巻と13巻は読み終わった日、なかなか寝つくことができませんでした。 特に泣ける小説を読みたい人にはおすすめの作品だと思います。
飄々としたキャラクターって基本的に好きなんですよね(ギターフ)。 ゼフィリスは見事なまでにツボにはまりました(笑)
私がこの作品にハマったのは9巻からで、 裏を返せば9巻までは特別面白いとは感じていませんでした。 しかし! 9巻以降の展開は本当にすごいです。
著者の榊一郎さんは文章がとてもうまく、文章研究用としても活用できると思いますね。 ちょっと、理屈っぽくて回りくどい説明もありますが(笑)。 世界観やストーリーだけでなく、 全巻を通して語れるテーマも真に迫ったモノで、なかなか感動できます。 オススメの一品です。
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