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癒しの手のアルス
『癒しの手』の能力で、どんな病も治すというアルス。 タイレンの竜騎士ラティスは、重い病に臥す王太子のため三人の部下と、彼が住む村を訪ねる。 そこで出会ったアイリスという美しい娘に案内を頼むが、 彼女は四人を騙し、相棒のアーウィンと逃げ出してしまう。 怒りに駆られ、二人を捕らえたラティスは、アイリスが男だと見破る。 なんとアイリスこそが『癒しの手』のアルスその人だった…。
シリアスとギャグが両立していて、作品のテンポも良く、思わず何度も読み返してしまいます。 私はあまりギャグ系のラノベが好きではなかったんですけど、 これを読んで一気に方向転換しました。 ぜひ、シリアス重視という方に読んでもらいたいです! そしてギャグ好きの方にもウイットの効いた会話がとても魅力的なので読んでもらいたいです!! 始めは「BL?」と思われがちですが、そうではいので、 BLの苦手な人でもご安心ください(笑)。 ロマン一杯の小説ですw
アルスの調子良い性格と、それに付き合うアーウィンの関係が大好きです♪
あえて言うなら、サブキャラが薄いとこです。特に一巻。
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イヴは夜明けに微笑んで
にゃるさん(女性・17歳)一押し!
彼女は、ずっと考えていた。人と関わらず、孤独な人生。それで、いいのかと。 だから、決めたのだ。自分の“心”を形にして詠び出せる、名詠式を学ぶことを。 そうすれば、少しでも彼に…何かを伝えられるかもしれないから―。 『Keinez』・『Ruguz』・『Surisuz』・『Beorc』・『Arzus』―この五色を基本に、 呼びたいものと同じ色の触媒を介し、名前を讃美し、詠うことで招き寄せる名詠式。 その専修学校に通うクルーエルは、年下の転校生で、異端の夜色名詠を学ぶネイトに興味を抱く。 一方、学校を訪れた虹色名詠士・カインツもまた、夜色名詠の使い手を探していて…!? 第18回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作。 “君のもとへ続く詠。それを探す”召喚ファンタジー。 ●T.Kさんの書評
なかなか情緒があっていいと思います。
人に否定されながらも、自分オリジナルの「夜色名詠」を一人で完成させながら、 無名のまま病気で死んでしまった人です。
●雷真さんの書評
帯にライトノベルのランキングのTOP10に入ったとかかれてたこの本。 ボクは無意識に手にとっていました。 少し読んで、T〜V巻まであったので纏め買いする事にしました。 家に帰って、読みました。すぐに、熱中。 ここまで熱中したノベルは久しぶりでした。 ストーリー、キャラクターが丁寧に作られています。 キャラクターに感情移入しやすく、スイスイ読めます。 起承転結の承の部分が少なく、山場もしっかりしています。 ネタバレは特にしません。 オススメですので、読んでみてください!
ああ言う研究員キャラは、ギャグと組み合わせられるので良いです! それでいて体術も優れているとは…… カインツに薬を飲ませようとする所が好きです。 あとは……エイダ・ユン=ジルシュヴェッサーとネイト・イェレーミアスです。 エイダの見所は二巻からですが。
それ以外は特に無いですね。 ●通りすがりの読み手さんの書評
自分が望んだ物をこの世に召喚する「名詠式」という技術(魔法)が世界にあるのですが、 この設定の作りこみがすごい。触媒、制約、理論。 ここまできちんと器を作り上げたライトノベルを久々に見ました。 そしてなにより、詠使いという名に相応しい、賛来歌(オラトリオ)という詠唱部分。 この作品の魅せのひとつですが、こと呪文詠唱という分野では、 この作品に勝てる詠唱をラノベ界では知りません。 作者の造語ということですが、これがあまりに美しい。 ライトノベル作家を目指す人で作中に呪文をと考えている人は、必見です。 そして、その名詠式を舞台に広がる物語が今作です。 プロローグの『約束』が、時を超え、世代すら超え、美しい旋律を伴って甦る。そんな物語です。 後半の怒涛の展開に息を呑み、最後の 『イヴは夜明けに微笑んで』――この部分は素直に、泣いてしまいました。 ネットで検索してもらえればわかりますが、刊行後一週間とたたず、 ネットの書評系サイトで驚異的な評価。 「ここ数年で最高の新人」・「2007年上半期の新人大賞、早くもノミネート」 という声すら広がってます。 わたしも、続編が最も心待ちな作品になりました。 これがラ研の先輩であることを、心のそこから誇りに思います。 せっかくのラ研出身者ということもあり、ラ研でぜひとも特集してほしいくらいです。
それに名詠の美しさ。 そして、なんといってもその『約束』が果たされるエピソードは誰が見ても、 胸にジンと来る切なさと愛しさがあります。
でもそれはむしろ、期待の方が大きいかな。 ●にゃるさんの書評
現在『イヴは夜明けに微笑んで』、『奏でる少女の道行きは』が刊行され、3巻ももうすぐ出るようです。 内容ですが、「名詠式」という「詠う」ことで自分が望むものを呼ぶ術式が確立した世界で綴られる、 少年・少女たちの成長を描いた、息を呑むほど鮮烈で華麗なお話です。 『詠使い』というタイトルから最初は「詠う?、なにそれ」と思っていました。 ただ単に「〜は歌った」みたいな、軽い呪文系ものかと思ったんです。 歌を小説の題材にした作品はいくつかあったけど、わたしが読んだものは全部そうだったから。 でも、それが大違い! 讃来歌(オラトリオ)――透き通るような文章と色彩豊かな世界の中で、 目の前に飛び込んできたのは、目の覚めるような鮮烈な、 今までゲームや小説で見てきたものとは一線を画す、まさに詠唱の一つの完成形でした。 この詠唱のためだけに作られたオリジナル言語によって綴られる、 繊細で色鮮やかな詠唱は本当に一見の価値があると思います。 「詠使い」の名は伊達じゃなかった。 さらに、ただ綺麗な詠だけがメインではありません。 この物語のもう一つのポイントは、その心理描写だと思います。 悲しさや決意や、誰かを大切にしたいという想い。 精緻な描写で表現された主人公やヒロインの心理描写は、読んでいて素直に胸が熱くなりました。 繊細な心理描写、美しくも儚い幻灯のような讃来歌(オラトリオ)、そして心温まるストーリー。 単なるバトル、萌え。そういったものに頼らない、読み終わった後に 「ああ、読んでよかった」と思える純粋な読後感は最近のライトノベルでは本当に久しぶりな気がします。 たまには、こういった優しいライトノベルはいかがでしょう? 全力でお勧めです
一人称が『我』だなんて偉そうなのに、羽をもってても数十秒しか飛べなかったりと、 そのギャップがすごく可愛いトカゲです。
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ウィザーズ・ブレイン
みづきさん(男性・20歳) kiyさん(男性) 一押し!
大気制御プラントの暴走と戦争により、人類は滅亡の危機に瀕していた。 存在の『情報』を書き換えることで物理法則すら操る「魔法士」の少年、 天樹錬は、世界にただ七つ残された閉鎖型都市「シティ」のひとつ、 神戸シティに輸送される実験サンプルの奮取の依頼を受けるが、 サンプルとは、フィアという名の少女だった。 一方同じく魔法士の「騎士」黒沢祐一は、「シティ」存亡の鍵を握るフィアを取り戻すため、錬を追う。 それぞれに守りたい人々のため、ぶつかり合う錬と祐一… しかし、彼らの知らぬ所で、恐るべき陰謀が動き始めていた! 第7回ゲーム小説大賞銀賞受賞作。 ●太陽さんの書評
おそらくどこかで聞いた話っぽくなってます。 しかしそれは100%いい意味です。 おもしろいんです!! 第1巻。 これが俺は大好きです。俺がラノベにはまるきっかけです。 2巻も3巻も面白いです!! それにヒロインも可愛らしい(笑) それを守る主人公もカッコイイ!!
言うなら…ヘイズとか錬とか桜ですかね? ヒロインならフィアかな?
俺が1巻買ったとき、この作品は5巻、6巻でしたが、追いつきました。 遅くなければ… ●観柳千磨さんの書評
既に紹介が為されていたので、ちょっと悩みましたが、 ラノベの中では自分に二番目に多大な影響を与えた作品でありますので、 欲求不満解消がてらに協力させていただきたいと思います(渋笑 <以下本文> ●評価(本気レベル15%) ・世界観とストーリーの親和性 …… B+ ・キャラの扱い方 …… S ・文体とストーリーの親和性 …… A± ・情報の扱い方 …… B− ・感性の開放 …… B+ ・総評 …… A− ●熱く語る ウィザブレの最大限の魅力は、なんといってもキャラが魅力的なところです。 一人一人のキャラがそれぞれ抱えるもの、悩むものが明確に描かれ、 それらが単に心理描写だけではなく、行動なりキャラ同士の掛け合いなどから、 読み手としてはより「深く」キャラ達に感情移入ができます。 「作られた」キャラが一人として存在しなく、 脇役一人にしてもそのキャラがそれまで生きてきた背景を感じさせるだけのモノがこの物語にはあり、 そこには世界観だとか視点だとかも十分に影響している、というのが愚生の見解でございます。 この作品に対する受賞当時の、選考委員の先生の台詞を借りるのですが、 「魔法」が使える少年少女達にもかかわらず、主人公達は僕らと同じような部分で悩み苦しみもがき、 それでも前に進もうと、或いは逃げようともしています。 そんな彼らの姿が僕としてはとても「人間臭く」見えてしまい、 どのキャラもが愛すべきキャラであるのです。 ラノベは「軽い」ものだとか、ギャグを中心に楽しめればいい、というのも悪くはありません。 然れども、そんなラノベにおいて重厚なお話、シリアスな展開、 そしてどうしようもなく人間臭いお話の、僕の中での代表格はこれでございます。 この一押し紹介文を読まれた酔狂な皆様も、 これを機に是非まずは立ち読みしてみては如何でしょうか?(笑
とりあえず、基本的には上で語ったとおり、どうしようもなく彼らが人間臭いから、ですネ。
後、欠点といえば欠点でしょうが、初めて読む方への注意事項。 とりあえず、第一巻の序盤にだらだらだらだら世界観の説明が続くシーンがあります。 難解な部分ではあるのですが、そこを乗り越えて 作品世界における一種の「共通認識」さえ身につけられれば、 その後のストーリーで感動の渦に叩き込まれること請け合い……だというのが、僕の見解でございます。 ではでは。 ●みづきさんの書評
浅く広くオタクをやっている人間だとわかりますが、 実はこの作品、結構様々な作品の影響を色濃く受けています。 2巻以降あとがきで作者自身が開き直ってしまい、 影響を受けているという事実を(わかる人にだけ)公表しちゃっています。 しかし 『影響を受ける=パクリ=オリジナリティ無し=悪』 という公式が適用されるのか? 否。 断じて否! この作品の素晴らしさは、そんなことは瑣末事! 本作の根底に流れるテーマ、深い設定、プロット、 魅力的なキャラクターと様々な長所は全く色褪せません。 なぜ大丈夫なのか、という疑問はあまりにも簡単です。 テーマ、設定、そういった作品の根っこになる部分は、間違いなくオリジナルだからです。 たとえ色濃く他作品の影響を受けようが、自分の中のフィルターを通して消化し、 土台をしっかりさえすればパクリうんぬんなどどうでもいいことになるという、証明です! その証拠に影響うんぬん事実を知って、 『嘘だと言ってよバーニィ』状態になった私はエロゲに手を染めましたが、 影響元より本作品の方がウン十倍大好きです! 某所で言われる「パクるならエレガントに」の一つの方向を体現する、素晴らしい作品です。
驚異的な天性の才能を持ちながら、意志が弱いために全てを無駄にする少年。 しかし意志を強くすれば人は真に強くなれるのか? 天性の才能を100%発揮すれば、しあわせになれるのか? そんなことはない。 本当の強さとは何かを求める、誰にも負けないけれど誰よりも弱い、そんな少年です。
●kiyさんの書評
過酷な運命を背負った少女「フィア」と主人公「天樹錬」の出会いから一週間の話。 突然の事故で大地は一面雪だらけになってしまった中、 人々は生きるためにエネルギーを求め、その結果生まれた少女がフィア。 彼女のささやかな優しさが、運命を知る錬を苦しめる。 しかし彼の成長していく様はとても強く、人としての心を熱烈に表している。 シリーズ物でありながら、複雑に織り合わさったシナリオは、 次第に現実味を帯びていき、読んでいてまったく飽きません!
彼女の優しすぎる性格は、読者には痛いほど伝わってきます。 かわいいし。今時こんな女の子がいたらなぁ・・・とついつい思ってしまいます。
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