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デルフィニア戦記
男は剣を揮っていた。黒髪は乱れ日に灼けた逞しい長身のあちこちに返り血が飛んでいる。 孤立無援の男が今まさに凶刃に倒れようとしたその時、 助太刀を申し出たのは十二、三と見える少年であった……。 二人の孤独な戦士の邂逅が、一国を、そして大陸全土の運命を変えていく――。 ●quartermoonさんの書評
男のはずなのに女の体になってしまったという異世界の住人、リィ。 そして国を追われた獅子王ウォル。 この二人が出会い、大国デルフィニアを取り戻していくお話です。 二人の関係が単なる恋愛関係でなく、戦士としての絆だというところが安っぽくなくて好きです。 二人はもう二度と会えないのでしょうか? ラストでは思い切り泣きました。 二人の再会を祈っています。
あと、イヴン! それにもちろんリィ! あとは〜シェラも、ルウも、ナシアスもバルロもみーんな大好きです! 笑
●たか史さんの書評
キャラクターがすごくいいです、何十人もいるのにきれいに書き分けられていて 混乱しないで読めます。なのにみんながみんな自分の信念みたいな物を持っていて、 ひじょうにアクの強い人たちばかり(笑)。カッコいいですが。 ギャグではないのですが、会話が面白いです。何度笑わせてもらった事か…… 電車などで読むのはあまりオススメできません。 戦争中の情景がすんなり頭に入ってきて、作戦の自然な決まり方など見事というしかありません。 大判と最近出た文庫の両方があります。 大判はイラスト付です、人物のイメージはし易いですが、僕は文庫から入ったので 人物のイメージが壊れてしまいました。
強いて言うならウォルですかね。彼こそ最恐? と言えるかも……。
とてもライトとは言えないかもしれません。 ●北野卵さんの書評
内容は題名の通り戦記ものですが、登場人物が凄い。これに尽きます。 魅力的なキャラクター達が、臨場感あふれる世界で躍動する―― これだけで、読み手としては満足できるのではないでしょうか? 蛇足ですが、初めの四巻で一段落しています。 購入する時や図書館などで借りるときの参考にしてください。 以下ネタバレです。 異世界から飛ばされてきた、怪力で、微妙に魔法とかも使えて、 親は狼だと言う、もと少年、現少女、その後王女、さらにその後は王妃のリィ。 国を追い出された、親友が山賊になっていたり、夫婦喧嘩で王室を破壊する、 はじめ庶子の王様、つぎ自由戦士、また王様のウォル。 表向きは侍女、でも中身は男、ちなみに暗殺者、 でも失敗して王妃に仕え、化物夫婦に悩まされるシェラ。 この三人を軸にして、物語は進んでいきます。
そこがなかなかおもしろいです。
細かい戦法などはあまり書かれていません。 (この傾向は続編となる「暁の天使たち」と「クラッシュ・ブレイズ」になるとより顕著になります) 後、最終巻が個人的には微妙。 全十八巻と長い。 続編は主役級の人物が増えて一人一人が雑になる。
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伝説の勇者の伝説
幸真さん(女性・18歳) 水瀬 宥和さん一押し!
ライナ・リュートはやる気がなかった。 ここローランド帝国王立特殊学院の生徒に求められるのは、戦争の道具としての能力のみ。 しかし、万年無気力劣等生のライナが望むのは、のんびりと惰眠をむさぼることだけであった。 だが、ライナの望みはかなえられることはない。 彼の持つその特殊な『瞳』ゆえに…。 そんなライナに興味を示す、青年貴族シオンと、美貌の女剣士フェリス。 やがて、彼らを巻き込んだ戦争の渦が、三人の若者の運命を複雑に結びつける! ライナの『瞳』に映るのは、いかなる未来か? 新感覚アンチ・ヒロイック・サーガ、なんとなく開幕。 ●T.Kさんの書評
「めんどいー」とかよく言うタイプの人なんですけど。 やるときはやる・・・のか?
ミルクはつらい過去を持ちながら人を恨まず、常に明るく前向きなとこが、 レファルは好きになった女の子にためらい無く好きと言えるようなとこが好きです。
ただ、長編の本編は戦争とか差別とかのダークな部分が結構入っていて、 たまにグロイシーンもあるのでその辺は注意です。 ●ぱんぷきんへっどさんの書評
ただし、登場人物同士のかけあいが明るく軽いノリでかかれているところが多いので、 全体的には軽い印象を受けます。 短編集の方はほとんどが軽いノリのギャグがメインの話になってます。 長編の方で、これまで出された巻の後半の巻は特に重い話が多くなってきてます。 それ以前の巻でも物語の山場付近は基本暗くシリアスです。 私としては、この作品のおもしろいと思うのはこの暗くシリアスな部分です。 読み応えがありますし、暗く辛い状況の中でも、強くがんばろうとする話、 やさしく仲間を思う話には、心震えるところがあります。 そのためギャグメインの短編集はあまりおすすめしません。 (巻末のシリアスな主人公の子供時代の話は好きですが)
主要キャラではありませんが、 登場人物が天才or化け物ばっかりのこの作品では珍しく普通の人です。 が、もちろん重く辛い過去をもっていて、それでもなお前向きに生きようとしてるキャラです。 (そういうキャラばっかりの気もしますが。) 主人公に心寄せているサブヒロインの一人です。 しょっちゅう暴走しているフェリスやミルクに比べると非常にまともな人物で、 かいがいしく主人公の世話を焼くようなところに好感がもてます。
ストーリーの印象を軽くするのには一役かってますが、 ギャグとしてみると飽きるし、そもそもおもしろくもないです。 以下ややネタバレ ・主人公が怠けたがる発言する→ヒロインが剣つきつけておどす ・ヒロインが主人公を突拍子もなく色情狂(変態)あつかいする ・ヒロインがだんごに異常な執着を見せる 主人公とヒロインのかけあいを例にだすとパターンはほぼ全てこの3点です。 人物毎のキャラ設定とかけあい内容が露骨すぎておもしろくないです。 その他の登場人物とのかけあいも、たいてい毎度同じパターンになってます。 ギャグというより、一つのお約束として見ないと楽しめない気がします。 また、出るキャラ出るキャラ天才、怪物的な扱いばっかです。 飽きるし、かえってキャラがたたなくなっているように感じられてしまいます。 国と国とが争っていたりするような世界を背景にしているのに、 たった一人の化け物が一国、一軍団を平気で潰せるような強さを持ってるバランスの悪さは、 どうにかならんもんか。ファンタジー世界なのでありといえばありなんだが。 ●幸真さんの書評
改行が多いんですが、その間の取り方がいい。 そのせいか、意外と早く読み終わります。 が、物語が大きいので物足りなさは感じません。
とにかくかっこいいんです。 銀髪金目な美少年(美青年)なんてありきたりな設定なようですが、 頭の良さやカリスマ性が好きです。
巻によってシリアスの度合いが違うところです。 はじめのほうを読んで軽いのりだから読めると思っても、 現在発売されているものを見るとシリアス一直線です。 重いのは苦手だという人には向かないかもしれません。 ●水瀬 宥和さんの書評
今までの小説にはないような怠惰な性格なんだけど、それがまた面白い! 主人公とその相棒のコンビがまた最高です! ストーリー自体は暗い話ですが、 それをまったく感じさせない主人公の強さがかっこいいです。 この作家さんの小説は、もうひとつの連載中の 「武官弁護士エル・ウィン」 シリーズも面白いです。ぜひご一読を!
彼女の性格がなんとも素直じゃなくていい! この作家さんのキャラはみんなしぶといのが特徴。 どのキャラもいい味出してて好きです。
月刊ドラゴンマガジン誌上で、第四代龍皇に輝いた作品です。 おふざけなタイトル通り、骨となるストーリーはシリアスながら雰囲気は軽るめのギャグ小説です。 とにかく、 主人公のライナとその相棒のフェリス・エリスが、 その個性をいかんなく発揮したボケとツッコミを連発します。 文章もキャラたちの個性に合わせてテンポ良く、わかりやすさが追求されています。 まあ、悪く言えばチープな感じのする文章ですね。 そのノリについていけるかどうかが、評価のわかれるところでしょう。 軽くさらっと読める物が好きな人にはオススメです。
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