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青の炎
櫛森秀一は、湘南の高校に通う十七歳。 女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との三人暮らし。 その平和な家庭の一家団欒を踏みにじる闖入者が現れた。 母が十年前、再婚しすぐに別れた男、曾根だった。 曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、 母の体のみならず妹にまで手を出そうとしていた。 警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意する。 自らの手で曾根を葬り去ることを……。 完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。 その哀切な心象風景を精妙な筆致で描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作。
ぜひ皆様に知って欲しいという気持ちで投稿させて頂きました。 この本は映画にもなり、なかなかに有名だと思いますが、 小説を読んでいない人にはこの話の面白さを半分も理解できてないと断言させていただきます。 この小説を読むと主人公の苦悩がとても伝わってきて最後の結末には、 泣くような話ではないのかもしれないのですが、とても号泣してしまいました。 この本は私が人生で読んだ小説の中で一番心に沁みました。 しかし沁みすぎて私は読んだ後、二週間程、哀しい気持ちで生活を送っていました。 それほどこの小説は切ない話です。 ミステリ、恋、家族愛などなどの要素がぎっしりつまっており、とても良い小説です。
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悪魔のミカタ
“宇宙人に妹をさらわれた” と言うちょっと変わった過去を持つ高校生・堂島コウ。 その彼のもとに突然現れたのは、 色とりどりのエナメルのベルトを要所要所に巻いただけと言う奇抜(?)なファッションの少女で、 しかも“自称”悪魔だった。 さらにその“自称”悪魔の言うことには 「一昨日あなたの望みは叶えられました。その魔力を感知して、あたしは来ました。 契約を履行し、魂をいただくために」 まったく身に覚えのないコウは果たして、自らの無実を証明できるのか!?それとも……。 第8回電撃ゲーム小説大賞銀賞受賞のファンタジックミステリー、登場。 ●奇木 弧太郎さんの書評
「1番目の願いを叶える代わりに、2番目以降の全ての願いを切り捨てる」 という言葉に私は強く惹きつけられました。 そしてこの言葉こそ、私がこれから紹介する「悪魔のミカタ」の根幹だと思います。 この作品の特徴は 展開が早くコメディタッチで割とサクサクと読めます。 しかし深い謎や重い話など、日常と非日常の落差が良いです。 (あと、ちょっとHです)
悪魔をも利用しようとしたその狡猾さと、 死んでしまった彼女を思い続ける純情さです。
なぜこのタイミングで?という所が多々あります。 ここから先はネタバレになりますが、 主人公がまったく出てこない巻が多く、 出ても最後にほんの少ししか出ない時もあります。 しかもその少しで何巻も引っ張ってきた事件を 伏線もありますが簡単に解決してしまいます。 ●ちゅーとはんぱーさんの書評
2004年7月現在においてすでに十二巻発売されております。 厚かましいことを承知で言えば、初期のころは書き方が若いです。 しかしそれを差し置いて、十分な魅力がこの作品にはあります。 『ライトノベル作法研究所』における 《第1研究室 ライトノベルの作り方》において、 “タブー、これをやってはいけない!”の文中、 [天使や悪魔は登場させないほうが無難]について読まれた方は、 心配する方もおられるでしょう。 そんなもの(失礼)は杞憂です。 表紙を見るととても悪魔が出てくるような小説には見えませんが、それも杞憂。 頗る悪魔です。 たとえドジだとしても悪魔です。 たとえ人間の方が悪魔っぽかろうと悪魔は正真正銘悪魔です。 たとえ見た目コスプレっぽい女の子だろうと悪魔です。 ええ、頗る悪魔ですとも。 ですが主人公は悪魔ではありません。 ……ああ、失望しないで。最後まで聞いてくださいな。 タイトル、『悪魔のミカタ』。 この言葉を見た皆さんは、“ミカタ”を、頭の中でどう漢字に変換しましたか? 見方、味方、診方、三方、美方、観方、看方。 私の貧弱なボキャブラリー(パソコンの辞書機能とも言う)でもこれだけあります。 さて、あなたの頭の中にある字とどれか当てはまりましたか? もちろんこの中に正解があるかもしれませんし、 正解など初めからないのかもしれません。 読んでみて、自分なりの答えを出してみる事が一番です。
堂島コウ:捻くれ度360度(誤植ではありません)。 冬月日奈:所謂“彼女”としての理想・究極の一端。 小鳥遊恕宇:歩く不純同姓交友。 部長:演説は感動物、普段ボケボケ? ……などなど。とても全員なんて語りきれませんよ。 特徴長(←造語です)がそのまま好きなところです。 え? 肝心の悪魔っ子はどうしたかって? いや、ネタバレベル(←造語)が高いもので。殿中でござる? ……何だか読み返してみると宣伝文句全開ですみません ですが、面白い事は保証します! ぜひご一読あれ。(←言っといてそれか
興味本位から一巻を読んだことがあります。 結果は、ひさびさの当たりでした。 序盤で、いかにも受けを狙ってそうな悪魔少女が登場するため、 ギャルゲー的萌え小説なのかなぁという第1印象を受けましたが…… ものすごく、ハードかつ練られた話でした。 主人公の恋人が○○されてしまい、その復讐のために、 悪魔のミカタになるという展開には燃えました。 また、主人公が所属している「みすてりぃサークル」も、 その設立からメンバーまで奇想天外でおもしろいです。 ザ・ブルマのエピソードなど、かなり笑えました。 ただ、ちょっと登場人物が多すぎるため、個性的なキャラたちを生かしきれていないところが残念。 ともあれ、独創的でいかにも新人らしい気鋭に満ちた作品です。一読の価値有り。
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