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| ジャンル関連 【SF】 サイエンスフィクションの略。 科学的な空想に基づいたフィクションのこと。 【怪談】 ホラーとよばれるものの中で特に和風・日本的なもの。 四谷怪談・皿屋敷・牡丹灯籠などの古典的な作品と都市伝説と呼ばれるものがある。 関連語 【ホラー】 【仮想戦記】 過去もしくは未来の戦争に関した歴史が史実と異なっていたらという想定の基に歴史をシミュレーションするもの。 ラノベでは『フルメタル・パニック』など少数存在するものの、専門用語が多くなるためラノベとの相性は悪い。 架空戦記、IF戦記、シミュレーション戦記、バーチャル戦記などとも。 【寓話】 道徳的な教訓を伝えるための短い物語である。 しばしば、動物などを登場人物とし、不可解で神秘的な印象を与えることも多い。 またライトノベルにおいては現代社会への風刺に近くなることもある。 【クロスオーバー】 ある作品に登場した人物が、その設定のまま別の作品に登場する手法。 スターシステム、スピンオフと類似した手法ではある。 例: 魔法戦士リウイシリーズの一作「呪縛の島の魔法戦士」には、 ロードス島戦記に登場したキャラクターが多数、その設定のまま登場している。 (フォーセリアという同一の世界観を共有しているため厳密な意味でのクロスオーバーではないかもしれません) 【コメディ】 読者を笑わせることを目的として作られた小説。ギャグと区別される場合もある。 【スラップスティック・コメディー(ドタバタ喜劇)】 スラップスティックとは、直訳すると叩く(スラップ)棒(スティック)。 もともとはアメリカの道化芝居で相手をひっぱたくときに使われた、先がふたつに割れた棒のことを指す。 (音は大きいけどあまり痛くない、日本でいうハリセンみたいなもの) これが転じて舞台喜劇の芸を指すようになり、さらに転じて、 動きの多い激しい身体的動作をを伴うコメディをこう呼ぶようになった。 チャップリンのそれなどが有名で、日本語ではドタバタ喜劇と訳される。 小説において、この手法は群像劇などに多い。 例: 「バッカーノ!」成田良悟著 「ドミノ」恩田陸著 【サイキック】 主に超能力や生まれ変わりなどオカルト的なものを扱った作品。 サイキックファンタジーとも。しかし最近では廃れているジャンル。 【サイドストーリー】 スピンオフと一部重複するが、作品の本編中には描写されていない、 あるいは多少触れられているだけのエピソードを語る作品。 例: 「ディードリット物語」ロードス島戦記における各巻の間に起こった出来事をディードリットを中心に描いている。 【サイバーパンク】 SFから派生したサブジャンル。 本来的にはサイバーウェア(サイバネティクス)が発達した近未来を退廃的に描くジャンルだが、 最近はサイバー技術が突出した世界全体を指す事も多い。 語源は諸説あるが「パンク」とは「突出した発達」とする説が強く、 いわゆるスペースオペラ世界のように宇宙技術やその他の技術がまんべんなく発達しているわけではなく、 世界観自体は現代かむしろ近代に近く、サイバー技術だけが極度に発達している世界を指しているジャンル表記である。 例: 「ニューロマンサー(ウィリアム・ギブスン著)」 「攻殻機動隊(士郎正宗著)」 「マトリックス(ウォシャウスキー兄弟監督)」 「シャドウラン(TRPG、ノベル作品他)」 関連語 【スチームパンク】 【サスペンス】 ミステリーとは違い、謎にあたる部分の大半(犯人や犯行の様子)は最初に開かされている。 しかし、これはあくまで読者に対して明かされているのであって、作中の人物に明かされているわけではない。 主役がどう犯行の謎を解いていく過程、登場人物間の攻防・駆け引きを主要素としたジャンル。 関連語 【ミステリー】 【散文】 韻律、定型などの型にはまらない自由な形式で書かれた文章。 【シェア・ワールド】 二次創作の一種。この場合、最初に構築されるのは世界観であり、全ての作品が外伝であると言える。 一人で執筆する場合もあれば複数人で執筆することもある。ドラゴン・ランスやスター・ウォーズ・サーガなどが有名。 いわゆる二次創作と違い、ちゃんとした作品として評価される。 【時代小説】 歴史上のある時代背景を借りた小説。 関連語 【歴史小説】 【童話・児童文学】 子供や若年者の成長への感化を念頭に置いた、教育的な意図、配慮がその根底にあるものが多い。 子供の興味や発育に応じた平易な言葉で書かれる。 しかし、難しい内容を扱わないという訳ではなく、 難しい内容でも子供に必要と考え、分かり易い例や言葉で表現する作家もいる。 この世代特有の問題、例えば、恋愛、いじめ、薬物依存、自殺などを扱ったジャンルも登場している。 対象年齢は低いが、その分素直な反応があるため、子供に受け入れられる児童文学作品には、 大人の鑑賞にも堪える秀逸なものも多い。 関連語 【ジュブナイル】 【ジャンル】 作品の持つ種類のこと。主に舞台背景、登場人物、展開などで決まる。 【ジュブナイル】 本来の意味は少年期。転じて児童文学の意味で使われていた。 だが、ジュブナイルと呼ばれるモノは本来の児童文学よりはやや年齢が高い10代の中高生を主に読者対象としている。 このため10代後半〜20代前半の、所謂ヤング・アダルト文学に区分されることもある。 SFやミステリのようなジャンル小説の特徴を持つ一連の作品に対する呼称として用いられるようになった。 ライトノベルと混同して使われることも多い。 関連語 【童話・児童文学】 【純文学】 大衆小説に対して商業性よりも芸術性・形式に重きを置いた小説。 しかし近年では大衆小説と純文学の境目はあいまいになってきている。 【処女作】 初めて書く作品のこと。 小説に限らず、漫画でも初めての作品ならば処女作と呼ばれる。 【小説】 近代文学の形式の一つ。 散文を用いて様々なテーマ(社会批判、恋愛など)を虚構の物語として構想し、書かれた文学作品のこと。 【ショートショート】 400字詰め原稿用紙で1枚から数枚、どんなに長くても10枚で語られる短編小説の一形式。 その極端なまでの短さから、文章の巧拙、設定の精細さなどよりも機知の利いた展開・結末を主題とする ユーモア(あるいはブラックユーモア)小説との親和性が高い。 【地雷】 「踏んではならない」という意味から面白くない小説などを示すスラング。 しかし、人によっての評価が異なるため「踏むまでは分からない」という意味も持つ。 関連語 【ジャケ買い】 【スターシステム】 元々は映画やドラマなどから派生した言葉。 登場人物を役者と捉え、他作品に登場人物を「出演」させること。 名前や容貌のみが一致し、性格・役回りがまったく異なることもあれば、設定も一致することがある。 創作には手塚治虫が持ち込んだといわれる。 なお同一の世界観・舞台を共有する作品の場合、スターシステムとは言わないことが多い。 例: 手塚治虫作品では、ロック、ヒゲオヤジなど。 【スチームパンク】 サイバーパンクから派生した用語。ジャンルとしては主にハイファンタジー+蒸気機関という世界を扱う。 サイバーパンク同様に一分野が極端に進化した(パンク)世界であり、この場合は蒸気機関がそれに当たる。 サイバーパンク同様の退廃的なムードを持つ事も多いが、中にはファンタジーに近い明るい雰囲気の作品も見られる。 なお、最近では蒸気機関に限らず、特定ジャンルの技術が極度に進歩したファンタジー世界作品全てを指して、 「スチームパンク」と呼ぶこともある。 ・主に、ファンタジー世界に「飛行船」や「鉄道」などを持ち込んだ世界観の作品が多い。 例: 「ファイナルファンタジー6(ゲーム)」 「スチームボーイ(映画)」 「ギア・アンティーク(TRPG)」 「キーリ(壁井ゆかこ著)」 【スピンオフ】 とある作品に出てきた登場人物(主人公以外)を、新たに主人公として書かれた作品。 スターシステムとは違い、基本的に元になる作品とは世界観を共有する。 例: 「黒衣の騎士」ロードス島戦記に登場する敵役・アシュラムを主人公とした短編集。 【スペースオペラ】 SFの一形態。西部劇(ホースオペラ)の舞台を宇宙に置き換えたもの。宇宙をまたにかけて繰り広げられる活劇。 ただしこの場合の宇宙は、物語が繰り広げられる舞台の範囲としてではなく空間呼称としての宇宙で、 物語が繰り広げられる舞台の範囲はせいぜい銀河系規模でしかないこともある。 【セカイ系】(wikipediaを一部参考) エヴァンゲリオン以降に登場したサブカルチャーにおける物語の類型。 本来、世界の構成要素としてあるべき「社会」「国家」といった要素を超越し、 主人公などの個人とその極限られた人間関係が、セカイの運命を左右する。 スパイ小説など「社会」「国家」のありかたについて書かれたものが「外向的」な物語とするのならば、 自己のあり方や自分の人間関係に終始するセカイ系は「内向的」と捉えることができる。 【伝奇】 辞書的な意味合いは、現実にありえない幻想的・不思議な物語。 一般に通用する意味合いとしては、上記の辞書的な意味合いに加え、 作者の創作、実在するものの恣意解釈を問わず、古い伝承・伝説・宗教的な慣習 (シャーマニズムに近いことが多い)に絡んで、怪奇現象が起こる物語。 オカルティズム、ホラーと相性が良く、しばしば残虐、淫靡な描写もある。 【倒錯小説】 上下を転倒する、逆になるという意味。転じて男女の中身が入れ換わる、性転換・異性装小説のことを言う。 関連【TSF】 【TSF(トランス・セクシャル・ファンタジー)】 新興ジャンルの一つ。主人公、もしくはそれに準ずる主要登場人物が性転換する物語ジャンル。 主に、男→女が多い。 狭義では、TSを物語の中心に据えた作品を指すが、広義にはTSが物語中に微量でも含まれていればよい。 TSには「入れ替わり」「変身」「憑依」などの色々なパターンが存在し、非常に細分化した分類が可能。 例: 「転校生(大林宣彦監督)」「先輩とぼく(沖田雅著)」 【二次創作】 他人が執筆した小説のキャラクターや世界観が登場する小説を外伝の形で書くこと。 普通、刊行された作品を個人が趣味で執筆することを指す。 【日記文学】 狭義では、日記や手記の形式をとって全編が書かれた小説。 広義には日記や手記が物語の中で重要な役割を担うことに なる小説(例えば一章丸々日記など)。 ライトノベルでは少ないが、ホラーやミステリでは比較的メジャーな手法とされている。 例: 「おしまいの日(新井素子著)」 【ノベライズ】 漫画、ゲームなど小説以外のメディアで発表されたものを小説化すること。またはそうしたもの。 ゲームノベライズの場合、紙の量が限られるのでどうしても本編よりも薄いものにならざるをえない。 【ノン・フィクション】 史実や事実に基づいて構成された作品。 エンターテイメントとして分類されることは少なく、 総じて戦争や闘病生活などを扱い人間の根源に根ざす物をテーマとした作品が多い。 前述の通り史実に基づいて制作はされるものの、あくまでも状況の取捨選択は作者に委ねられるので、 事実の全てが描かれている訳ではない。当然の事ながら、物語をおもしろくするために脚色も加えられている。 代表作品としては、 『24人のビリー・ミリガン(小説)』 『十四歳の母(ドラマ)』 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト(映画)』 『ワールド・トレード・センター(映画)』 等、映像媒体としての表現が盛んな分野でもある。 対義語としてはフィクション。 関連語 【フィクション】 【ハードボイルド】 ・「軟弱な生き方を拒むタフガイ」なキャラクター。もしくは、彼が主人公の作品のこと。 ・直訳すればハード(堅く)、ボイルド(茹でる)となり、本来の意味も黄身までしっかり堅く茹でたゆで卵の事です。 当初は、この「固茹で卵」は中の水分すらないパサパサのゆで卵で有る事から 「余分なモノを含まない>感情の入り込む余地がない>冷酷・非情である」と言う意味で使われており、 トルストイが”事実だけを描いた文章”として確立したそうです。 その後ヘミングウェイが現実的な冷酷・非情な事柄を、 情緒表現をおさえた簡潔な文で描写するという方向で初期短編を書いたとか……。 現在、ハードボイルドはレイモンド・チャンドラー(注:彼より前にこのスタイルを描いていた作家もいる)の作品が有名です。 ハードボイルドはミステリーでばかり描かれていたので、ミステリーのジャンルとして考えられる場合もあります。 余談:昔はサイバーパンクといえばハードボイルドでした。 SFチックで主人公がハードボイルドなら、作品自体がスペースオペラだろうが、 下手すればファンタジーであろうがサイバーパンクと言い張る人も少なくなかった。 (もし、のび太くんが「オレは道具に頼ってでも貫きたい事があるんだ」とか語るような少年だったら、 ドラえもんをサイバーパンクと当時なら言い張る人はいたでしょうw) もっとも、SF嗜好人口が根本的に少ないので、どうやってもマイノリティなんですがw。 関連語 【サイバーパンク】 【パニック小説】 ある個人または集団を危機的状況に置き、その状況下で果たして何をなすのかを書く小説。 パニック状況として隕石、ミサイル、火事、戦争、地震など。 【パロディ】 もともとは他作品を嘲る意図を持って、その作品の特色を一見してわかるように模倣する風刺の一種。 しかし、小説においてはユーモラスな効果を狙って模倣する場合が多く、 必ずしもその作品を嘲る意図は持っていない。 むしろ、パロディの対象となる他作品に対する好意から生まれたオマージュ的な意味合いのモノも多い。 【ファンタジー】 幻想的な要素が強い作品。空想の物語のこと。 狭義的には「中世ヨーロッパの世界観を基調とした、剣と魔法の物語」を指し、この意味で使われるのが一般的。 元祖ファンタジーはトールキンソンの「指輪物語」であり、後続のファンタジーはことごとくこの影響を受けて作られている。 大ヒットしたファンタジーノベル「ロードス島戦記」も指輪物語の要素を抽出したTRPGという対話型のゲームから派生した。 【異世界ファンタジー】 舞台を現実世界とは異なる「剣と魔法の異世界」にしたモノ。 エルフ・ドワーフ・ゴブリン・ドラゴンなど、 ヨーロッパの神話や伝承の中に存在していた幻想の種族や、魔法などが登場する。 例: 「ロードス島戦記」 「スレイヤーズ」 【異世界迷い込みファンタジー】 主人公が現代社会から異世界へと召喚されたり、迷い込んでしまうタイプのファンタジー。 リアルにこんなことが起きたら、十中八九、言葉も文化も生態系も違う異境で野垂れ死んでしまうだろうが…… 主人公はそこで勇者として歓迎されたり、時には王様になったり、特殊な能力に目覚めたりと、 生存を可能にし、活躍するための様々な幸運に恵まれるのが一般的。 また、本来、現地人とコミュニケーションを取るための最大の障害となるハズの言葉の違いも、 現地人がなぜか日本語を標準語として使っていたり、魔法の力で翻訳したりなど、さまざな理由からクリアーされる。 まったく違った異世界でのゼロからの冒険談は刺激に満ちており、昔から根強い人気のあるジャンル。 例: 「ゼロの使い魔」 「十二国記」 【現代ファンタジー】 舞台を現代社会にしたファンタジー小説。 現代社会の中に魔法・魔術・モンスターといったファンタジーの要素を登場させ、 現実世界とは異なる世界観を構築している。 例: 「風の聖痕」 「空の境界」 「灼眼のシャナ」 【ハイ・ファンタジー】 ファンタジーの一種。世界観を土台から作り上げるファンタジー。 その世界に生きる人種、社会形態、言語、文化、歴史など、 世界の成り立ちそのものから創造された重厚な世界観を持つモノがハイ・ファンタジーと分類される。 他にも特徴として、 ・始終シリアスなトーンで物語が進行すること。 ・数冊に及ぶ大長編であること。 ・超自然的(神・悪魔・魔王)な「悪」に対する神話的な壮大な戦いをテーマにしていること。 などが、あげられる。 ライトノベルの「スレイヤーズ!」は、重厚な世界観を持つが、作品の文体やノリが軽いために、 ハイ・ファンタジーの中には含まれないとされている。 ハイ・ファンタジーの代表格はトールキンソンの「指輪物語」。 【ロー・ファンタジー】 ファンタジーの一種。現代や現実世界を舞台にし、 そこに魔法や妖精などファンタジー的な要素が介入してくる物語。 このように概念的には現代ファンタジーと被るもので、どの作品がこのジャンルに含まれるかは、 ライトノベルという言葉と同様かなり曖昧。 ファンタジーのサブジャンルに属する色々な作品を示すために使用される、一種の包括用語とみなさる。 元々はハイ・ファンタジーの対立概念として考えられたもので、 英語圏では元々、コミカルなファンタジー(コミック・ファンタジー)を示すための造語であった。 【フィクション】 ・作り話。創作。⇔ドキュメント ・完全創作で構成された作品のこと。 実際起こりえない、起こっていない事件を描いた、実際に存在しない人物などで構成された物語。 現状、世に出回っている大半の作品がコレに該当する。 だだ、現実にいた歴史上の人物や組織を作者独自の解釈で物語に登場させた物もフィクションに該当する。 このため実在の物事をファクターの一つとして登場させる(世界観含む)事も、フィクションの範疇と言えるだろう。 対義語としてはノン・フィクションが挙げられる。 関連語 【ノン・フィクション】 【ボーイズラブ】 男性同士の同性愛を題材とした小説。主に女性向。 元々は10代の美少年同士の性愛を描いたモノがボーイズラブと呼ばれたが、 最近では広い意味で男性間恋愛を描いたモノがこう呼ばれている。 知識の無い人がヤケドしやすいジャンルでもある。 ボーイズ・ラブ(Boys Love)』の頭文字をとってBLとも呼ばれる。 【参考資料】 「女性がBLを好きな理由とは?」 【ホラー】 英語で恐怖の意味。転じて読者が恐怖感を味わい、それを楽しむ作品のこと。 【ゴシック・ホラー】 ・18〜19世紀イギリスで流行した、モダン・ホラー以前の古典的ホラー ・プラム・ストーカー「吸血鬼ドラキュラ」シェリー婦人「フランケンシュタイン」等が代表作。 ・舞台は18〜19世紀のヨーロッパの特権階級の生活世界が多い。(城など) 【サイコ・ホラー(サイコ)】 心理的な恐怖を描いた作品。サスペンスと被る。 ・狂人・精神異常者など、生身の人間によって引き起こされる恐怖を描く。 ・スーパーナチュラル的な要素は存在しない。 ・ロバート・ブロック/ヒッチコック「サイコ」がジャンルの開祖 ・サイコ・スリラーとも言う。 ・出自はミステリ・サスペンス。 【スプラッタ・ホラー】 肉体的な残酷描写による恐怖を描いた作品。 ・モダン・ホラーの中でも特に、肉体的な残酷描写による恐怖を描いたもの。 ・クライブ・パーカー「ミッドナイト・ミートトレイン」あたりが開祖? ・80年代後半映画で流行した。代表作は「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」。 【モダン・ホラー】 人間・社会の内面的な恐怖を描いたホラー作品。 ・旧来のホラー(ゴシック・ホラー等)と異なる、現代的なホラー。 ・スティーブン・キング「キャリー」「呪われた町」等を開祖とする。 ・舞台は現代の都市部が多い ・スーパーナチュラル的な要素は存在するが、これに対して科学的説明をなそうとする。 ・登場人物は、恐怖の対象と戦い、打ち負かそうとする。 関連語 【怪談】 【ミステリー】 ある事件が起こり、その事件の謎解きを主題とするジャンル。 この「ある事件」は、推理小説の場合であれば、一見実行が不可能に見える犯罪のことが多い。 「謎解き」にあたるものは数多い。たとえばどのように犯行を犯したのか、誰がやったのかは分かるが、 「何故」それを犯すことになったのか解らず、それを追い求める「ホワイダニット」。 あるいはどのように犯行を行ったのかを求める「ハウダニット」、誰が犯行を犯したのかを求める「フーダニット」である。 現代の小説は多かれ少なかれ、ミステリー的な要素を含んでいるとされる。 関連語 【サスペンス】 【新本格推理】 魅力的な探偵役、徹底した論理性、意外性あるトリック(+知的面白さ?)を兼ね備えたものを 『本格派』と呼ぶのにちなみ、近年再興してきたそのようなミステリ小説は【新本格(推理)】と銘打たれている。 本格推理こそがミステリの王道として、その復興として出てきたジャンル。 字義としては「新たな本格」であるが、 日本においてはとくに1980年代から90年代にかけてデビューした一部の若手作家による作品群を指す。 出てきた年代からそう呼ばれているだけで、中身としては本格推理とほぼ同一。 なお、この『新本格推理』は明確なジャンルがあるのではなく、 出版社がそういう風にラベルを張っているだけだと思う……。 【ユーモアミステリー】 言葉の通り、軽妙な内容や文章で構成されたミステリー。 凄惨・流血・性描写などがほとんどない、又はあっても重きを置かれておらず、ギャグ色が強い場合が多い。 論理の整合性がさほど重視されていないものもある。代表的なのは赤川次郎の諸作品だろうか。 関連語 【(文章・文体が)重い・軽い】 【ミッシングリンク】 本来は「連続性が期待される事象において非連続性が観測され、その間」を指す。 創作においては、その作者のファンならば明解に分かるように、しかし、一般読者には分かりにくいように、 作品において他作品での事象を匂わせる記述をすること。 ファン向けのリップサービスであることが多い。 例: 大沢在昌の小説「帰ってきたアルバイト探偵」は新宿を舞台にしており、 同じ作者の小説「新宿鮫」の主人公を匂わせる発言がたびたび見られる。 【夢小説】 ネット上で、自分の名前を登録することにより、小説に自分を投影したキャラを登場させて楽しむことができる小説のこと。 名前を登録すると、登録者はまるで自分がその小説の登場人物になったかのように楽しむことが出来る。 【ライトノベル】 小説のジャンルの一つ、あるいは傾向からみた小説の分類の一つ。 比較的新しい語彙のため、辞書的な定義は確立されていない。出版レーベル、作者によって分けられることが多い。 一般的には、青少年向けの小説のなかでも、アニメ風のイラストなどを多用した娯楽色の強い作品を指す。 金額を安くするためか文庫本で出ることが多い。 書店、図書館によっては一括して「ファンタジー」としているところや「ヤングアダルト」とするところもある。 【ラブコメ】 ラブコメディの略。恋愛モノの中でコメディ色の強いもの。ただし、どの程度かは人によって異なる。 【リレー・リレー小説】 合作で、一章ごとに交互に書き連ねること。 章ごとではなく、一話ごと、一ページごとに書く場合もある。 リレー小説の場合、話しが完結することを「完走」という。 【レーベル】 出版社が発行する書籍につけられている一種のブランド。 書籍の形態別に付けられることが多い。 例:講談社ノベルス(講談社の新書版のブランド)、講談社文庫(講談社の文庫版のブランド) また同じ形態であっても作品の分類によってさらにブランドを区分することもある。 例:富士見ファンタジア文庫(富士見書房のライトノベルレーベル)、 富士見ミステリー文庫(富士見書房のライトノベル作品の中でもミステリー色の強いレーベル) 【歴史小説】 歴史上の人物や事件を扱って、その核心に迫る小説。 時代小説とは違って、史実に忠実に作らなくてはならない。 そのため術や魔法といった幻想の産物や、架空の登場人物を入れることができず、 ライトノベルとの相性は最悪であると言える。 事実、歴史小説と呼べるようなライトノベルには未だかつて出会ったことがない。 関連語 【時代小説】 |
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