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おもしろいギャグの作り方

目次
はじめに
ユーモアの磨き方
誰でも持っている欲求を過剰に演出する
会話のウイット
格好悪いことを格好良く言ったり、バカなことを大まじめに説明する

変わった視点で、対象を見る
現実逃避する
男女の掛け合いネタ
つまらないギャグとは?
シリアスな展開の中にギャグを入れると雰囲気が壊れる!?
読者様から投稿していただいた、ギャグのネタ・コツの紹介コーナー
あなたの知っているギャグのネタやコツを教えてください!



はじめに
 ライトノベルをよりおもしろくする要素として、ユーモアは欠かせません。

 人は本質的に、楽しいこと笑えることを求める生き物です。

 また、シリアスな展開の中に挿入されるギャグやユーモアは、
 ひとときのコーヒーブレイクの役割を果たしてくれます。
 100%オールシリアスな話は、それが余程うまいストーリーでない限り、読んでいて疲れてくるモノです。
 しかし、ギャグやユーモアとは大変難しい分野で、下手をすると自分だけウケて、
 読者にはしらけられるという最悪な状況に陥ります。
 この諸刃の剣とも言うべきユーモアを使いこなすための研究をしてみました。
ユーモアの磨き方

 まず、ユーモアの磨き方についてお話します。

 ユーモアは、持って生まれた資質やセンスに左右される面もありますが、
 努力によって磨くことが可能です。


 しかし、ユーモアのセンスに恵まれない多くの人は、ここで途方に暮れてしまうことでしょうね。
 私も途方に暮れました(笑)。
「ユーモアって、どうやって磨けばいいだろう?」と……
 ここで、勘違いしていけないのは、
 とにかくつまらなくてもいいからギャグを連発するといった方法を取ることです。
 これは絶対にダメです。
 あなたが考えたつまらないギャグを1万回くりかえしても、
 それはおもしろいギャグに昇格することはありません。
「ふとんがふっとんだ!」
 を何度繰り返しても、誰も笑ってはくれません。皮肉なことに嘲笑されるだけです。 

 では、ユーモアを磨くための正しい練習法をお教えしましょう。

 それはおもしろい話や笑えるギャグを、
 とくかくたくさん聞いたり読んだり見たりして、吸収することです。


 この際、ただ見聞するのではダメです。
 おもしろかったら、どうしてそれがおもしろいのか分析しましょう。
 そして、そのギャグを文章として書き出して覚えてください。
 そうやって、

 いつくもの笑えるギャグのパターンを身につけると、
 やがてそれらはあなたの頭の中で知的化学変化を起こし、
 独自のギャグを生み出す下地になります。


 おもしろい発想というのは、いきなり生まれるモノではありません。
 膨大なおもしろい情報を取り入れることによって、飛び出してくるようになるものなのです。
 1をアウトプットするには1000をインプットせねばらなぬと、言われます。
 だから、とにかく笑える情報、楽しい情報、おもしろい情報にたくさん触れて
 ユーモアのセンスを磨いてみてください。

 その後、実際にギャグを連発するという手順を踏めば、
 あなたは立派なエンターティナーになれるでしょう。

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誰でも持っている欲求を過剰に演出する

 例えば、人一倍スケベな少年がいたとしましょう。
 彼はお金持ちのお嬢様の入浴シーンが覗きたくて、彼女の屋敷に侵入します。
 その際、番犬のドーベルマンを沈黙させるための麻酔薬入りの肉や、
 赤外線スコープ、スタンガン、都市迷彩服などといった装備に身を固めて行きます。
 彼は、普段からは考えられない集中力と行動力を発揮し、数々の関門を突破し、
 ついに秘密の花園の一歩手前にまで到達します(笑)。
 しかし、なんらかのヘマをやらかして見つかり、手痛いお仕置きをされて摘み出される訳です。
 もちろん、憧れのお嬢様からは、心に突き刺さる「最低!」の一言。
 この話は、よくあるお笑いの黄金パターンです。

 これが、なぜ、おもしろいかというと、スケベ心という誰でも持っている欲求を、
 過剰に暴走させているからです。


 女の子の入浴シーンが見たいと思っても、ふつうの男は実行しません。
 そこには倫理観やバレた時に失う信用などが頭に浮かぶためです。
 それを、乗り越え、あまつさえ特殊部隊並みの装備に身を固めて、
 万全のセキュリティによって護られた聖域に突撃するなど考えられないことです。
 そこに、人はおもしろさを感じます。

 また、最後は失敗するというのが、ここでのミソになっています。

 成功したら犯罪になるし、ギリギリで寸止めさせるから、おもしろさが際だつわけです。
 これ以外にも、ダイエットに執念を燃やす少女が来る日も来る日もマラソンを続け、
 ついには大型台風の襲来の時にも、親の制止を振り切って暴風雨の中を突貫していく。
 娘を溺愛する父親が、娘のために狂奔し、
 彼女のピンチの際には上司にラリアートを食らわしてまで駆けつける…… 
 などというのもありますね。

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会話のウイット
  
 ウィットとは、皮肉なセリフや、理知的な言動で相手をたしなめたり切り返したりする技です。
 爆笑ではなく、小さな笑いを誘います。

 しかし、ウィットの効いた会話を考えるためには、かなりの知識と努力が必要なので、
 使いこなすのが非常に難しいです。いくつか例を上げてみます。


●例1 おちゃらけた少年と、大人びた少女との会話
「まあ、いいじゃないか。硬いこと言うなって」
「軽い頭。そろそろ脳細胞分裂しておかないと大人になったときに辛いわよ?」



●例2 唯我独尊なお嬢様と、彼女につき合わされる少年とのやりとり
「いい!?私が帰ってくるまでに、あんたたちだけで、コレを全部やっておくのよ!」
「……最近の女王陛下の専横ぶりは目に余りますなぁ」 


 わがまま娘を女王陛下と揶揄しています。女王の逆鱗に触れることを覚悟しての諫言です。
 臣下はツライですな。


次は映画や実話からのウィットを紹介します。

●例1 イスラエルの将軍の演説
 イスラエルのある将軍は、色好みとしてよく知られていました。
 かつてのエルサレムでの選挙演説のさい、彼は聴衆の1人からこの点を突っ込まれ、
 窮地に立たされました

「将軍、あなたの主張には賛成だが、女遊びだけはやめていただけませんか?」
「なるほど……。ところできみは、自分を男と思うかい?」
「はい」
「それなら、ある美しいお嬢さんから好きですと熱烈なアプローチを受けたら、むげに断れるかい?」
「……いや」
「それでこそキミだ!」


 ご覧のように、ものすごい屁理屈ですがユーモアを感じさせます。
 将軍は機転を効かせて何とか窮地を切り抜けました。
 これは三段論法と呼ばれる話術の変形です。
 通常は「男は女好き、キミは女好き、ゆえにキミは男だ」という論理が展開されるところを、
 少しアレンジして問題のたくみなすりかえを行っています。


●例2 『世界が燃え尽きる日』というSF映画での会話
 これは近未来の核戦争による人類滅亡がテーマの映画です。
 
「なぜ軍隊をやめた?」
「いやになったのさ」
「そんな人間が増えたらどうなると思う?」
「ずっと住みいい世の中になると思うよ」


 ユーモア性は高くないですが、なかなか示唆に富んだうまい切り返しウィットです。
 

●例3 イギリスの文豪バナード・ショーと女優とのやりとり
 イギリスの文豪バナード・ショーは、ウィットに富んだ数々の名言を残しています。
 ここで紹介するのは、その中でも最も有名な言葉です。
 演技力よりも美貌で評判だったある女優が、バナード・ショーにひとめぼれをしたことがありました。
 彼女は強引な性格で、
 自分が欲しいと思ったモノは何が何でも手に入れようとするアグレッシブな女性です。
 今までもその美しさを武器に、気に入った男を何人も骨抜きにしてきました。
 彼女は、自信満々、とっておきの殺し文句で、バナード・ショーを口説きにかかります。

「あなたの才能と私の美貌を合わせた子供が生まれたら、すばらしいことだとは思いませんこと?」
「キミの才能と私の容姿を受け継いだ子供が生まれたら、どうするんだい?」

 
 女優は二の句がつげず、すごすご退散したそうです。


次に本から引用したネタを紹介します。

 これは『女に「ウケる」話術』 という本の中にあったジョークです。

●例1 回転寿司屋に入った若い女性と、30代の紳士の会話
「しゃこって、どんな魚なんですか?」
「しゃこは魚じゃないよ。えびの一種なんだ。昔は“えびで鯛を釣る”といって、鯛のほうがずっと高かったんだけど、いまじゃ、えびの方が値段が高いんじゃない?しゃこでも鯛は釣れるから、しゃこは値段が安いんじゃないかなぁ」
「くわいしいですね」
「ぼくは、寿司でキミを釣ろうとしているのさ」


 これはなかなかキザっぽいセリフですね(笑)。
 このように雑学的な話題の勉強をしておくと、いざというときにユーモアとして使えます。
 同じく女に「ウケる」話術 から、もう一つ。

●例2 中年女性と、この本の著者・桜井氏の会話
「先生、夫の飼育法を教えてください」
「お宅の犬と同じですよ。食べさせて、飲ませて、夜になったらできるだけ長く散歩させてやればいいんです。私もそうやって飼われて、いい夫になりました」



 毒舌なやりとりですが、最後のオチがおもしろいですね。
 自分自身をけなすことを言うのも、ウケる技術の1つです。

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格好悪いことを格好良く言ったり、バカなことを大まじめに説明する

 これはギャップによるおもしろさを狙えます。例を上げてみましょう。

●例1 
 私はツインテール同盟の一員である。
 ツインテール同盟は「ツインテールであらねば少女であらず」
 というラジカルな教義を掲げた団体である。
 我々は世の少女たちにツインテールであることを強要するために日夜、
 警察との激しい攻防を繰り広げている。 



 はい。私はツインテール好きなので、それにもとづいて馬鹿な事を書いてみました(笑)。
 こんな風に、馬鹿な事を、大まじめに表現したり、
 頭良さそうに表現してみるというのもギャップが生まれておもしろいです。 


●例2 矛盾した発言
「健康のためなら死んでもいいわ!」 

 これは、健康マニアな私の従姉妹の発言です。おもしろいので採用させていただきました。
 この発言は、あきらかに矛盾しています。
 健康になるための目的は死から遠ざかるためのものなのに、
 健康になるためなら死んでも良いと断言しております。手段が目的に代わるというヤツですね。
 このようにおバカなことを大まじめに断言するのも滑稽で楽しいです。
 また、この発言は彼女の性格を実に良く表しておりますね。
 まったく、彼女にはもう少し、自分というモノを(プシュ)――...
※当局からの圧力により、これ以上の発言は不可となりました。


●例3 「走れ!走れ!救急車」という映画の中でのセリフ
 この映画に出てくるマザーというニックネームの男は、
 ハンバーガーにマヨネーズをつけて食べるのが大好きです。
 でも、これがハンバーガー屋の店主のおじさんには気にくわない。
 そこで店主の口から飛び出したのが

「俺は喧嘩もした。カッパライもやった。だが、ハンバーガーにマヨネーズだけはつけてない。
 そんなことは神様もお許しにならん」


 物語とはまったく関係ないセリフですが、笑えます。

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変わった視点で、対象を見る

 変わった視点で、対象を見つめ、常識とはズレた発言や描写をするのも笑えます。
 壱乗寺かるた著作のライトノベル「さよならトロイメライ」 にあったネタを例に上げてみましょう。

 
●例1 真っ黒なお嬢様
 現れたのが真っ黒なワンピースに身を包んだお嬢様。
 しかし黒リムジンに黒スーツに黒ワンピース、よっぽど黒が好きなのかそれとも喪中なのか。


 黒ですべてを統一したお嬢様を、喪中なのか?と揶揄しています。
 こういうちょっとズレた視点での描写というのは笑えますね。


●例2 離婚に共通する原因
 「どの離婚にも必ず発見できる共通した原因とは何かわかりますか?」
 「性格の不一致?」
 「いえ、結婚したことです」 


 これは、当たり前のことを言っていますが、
 常識的に予想される答えと違った回答をしていておもしろいです。

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現実逃避する

 直視したくない現実から目をそらし、
 その後ツッコミを入れるというのも笑えるギャグのパターンです。

 SF風のドタバタコメディを例に上げてみましょう。
 2体の美少女アンドロイドが家の中で主人公(男)争奪戦を繰り広げているという設定です(笑)。 
 
●例
 放たれたレーザーは空間湾曲力場に沿って逸らされ、天井を突き破ってお外へ抜けた。
 降り注ぐ瓦礫。光り輝くレーザー。広々とした青い大空……
「わああ、キレイ……虹みたい、って、そなわけあるかぁぁぁ!お前ら、俺の家を壊すんじゃねぇぇぇ!」

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男女の掛け合いネタ
 
 次は、男女の掛け合いネタですね。別名、夫婦漫才。
 恋愛や下ネタを絡めた男女の掛け合いというのは、かなり笑えます。
 
 例として、私の好きなノベルゲーム『機神咆哮デモンベイン』 (全年齢対象)の
 中にあったネタを紹介します。

●例
 主人公の大十字九郎は、ヒロインの少女アル・アジフを連れて知り合いのシスター・ライカのいる教会に飯をたかりに行きます(笑)。
 アル・アジフは13,4才くらいの外見をした美少女で、正体は最強の魔導書ネクロノミコンの精霊です。彼女は、魔術師の才能のある九郎を主と認め、彼に付き従っています。
「シスター、めしー」
「わーい、何かここで食べるのがさも当然のように振る舞われているよー。
 ……あらあらあら?まあ、九郎ちゃん。こちらのかわいらしいお嬢ちゃんは一体?」
 と教会のシスターが、アルのことを尋ねると
「うむ。九郎の所有物じゃ」
 胸を張ってこたえるアル・アジフ。
「あ……あうあう……あっああ!九郎ちゃんっ!?あ、あああああ、あなた、も、もしかしてぇっ!?」
 慌てまくるシスター。
「ちょっと待った!違う!ライカさんが想像していることは、きっと間違っているぞっ!?お、おい、魔導書!お前、そういう誤解を招く言い方は……!」
「あ、あぁん……ご、ご主人様ぁ……(にたりっ)」
「確信犯!?」
「あうあう……九郎ちゃんが、つ、ついに、ついに本性をぉっ……!」
「いや!真に受けるなよッッッッ!つーか何だよ、本性って!?」
 その後、アル・アジフはさらに調子づき、教会の孤児たちと一緒になって九郎をからかいます。
「……潰すっっっっ!今度こそ徹底的に潰してやる、この有害図書娘っっ!てめえは『アーカムシティ父母の会』の回収ボックスに突っ込んで、明るい街作りにご協力だっっっっ!」
「わーい、九郎が怒ったぞ」
「きゃー、おかされるー。ママぁ……ママぁ……助けてーっ。きゃーきゃーきゃー」
 その理不尽な仕打ちに九郎の怒りは頂点に達し
「倒す……!貴様を倒して、俺は自分の運命を切り開く!!うぉおおおおおおおおおおおっっっっ!!」


 と、正義の味方っぽいカッコイイセリフを吐いてアルに飛びかかりオチになります。
 これは熱血漢な九郎の性格を上手にパロったネタでもありますね。
 九郎は、ピンチになるとこんな感じで怒りを爆発させて、眠れる力を呼び起こします。
 それをギャグのオチとして活用した訳です。

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つまらないギャグとは?

 最後に、つまらないギャグについてお話しします。
 つまらないギャグの王様とはダジャレです。

 ダジャレで笑いを取ることはまず不可能と言って良いでしょう。
 漫画やアニメなどでは、ダジャレをかましたキャラクターの周囲に
 寒い風が吹くなどの演出が入ることがありますよね。
 その場の状況にマッチした的確なダジャレが言えればOKですが、
 よほど場の雰囲気や間を読んでから行わないと季節外れの北風が吹くことになります。
 
 また、相手を殴ったりする過剰なツッコミを良しとする関西系ドツキ漫才風のギャグは、
 低劣と映る場合がありますので注意が必要です。

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シリアスな展開の中にギャグを入れると雰囲気が壊れる!?

この問題に関して、ミユウさんから質問をいただきました。 
 
ミユウさんからの質問
 こんにちわ 第1研究室の「おもしろいギャグの作り方」を読んでいて思ったんですが、

 >シリアスな展開の中に挿入されるギャグやユーモアは、
 ひとときのコーヒーブレイクの役割を果たしてくれます。

 この部分で、どうしたらシリアスな展開の中で上手くギャグをはさめるんでしょうか? 
 下手に入れようとすれば、雰囲気というか、
 緊張感が崩れてしまいそうな気がするのですが、どうしたらいいでしょう?


● 答 ●

 シリアスな展開において、
 下手にギャグを挟むと今までせっかく形成していた雰囲気が壊れてしまうのは事実です。
 しかし、それは場の空気を正確に読んでいなかったために起きる事故ですね。
 例えば、因縁のある宿敵と刃を交えている最中にギャグをかますのはNGです。
 ヒロインが涙ながらに自分の辛い過去を話している時に、ギャグを入れるのはNGです。
 主人公の父親が死の間際に「貴女様は実は今は亡き○○王国の姫君なのです」と、
 衝撃的事実を語っている時にギャグを言うのはNGです。

 こいう見せ場や山場の部分で無意味なギャグを入れるのは、
 雰囲気をぶち壊しにするのでやめましょう。


 なんでもない日常のシーンなら、
 無意味なギャグを入れても笑えますが、大事な場面では許されません。

 逆に意味のあるギャグなら、見せ場や山場を盛り上げるのに貢献してくれます。

 例を上げてみましょう。
 因縁のある宿敵と刃を交えている最中、追い詰められた主人公が、
 仲間を安心させるため、自分を奮い立たせるためにギャグを言うのはOKです。
「へっ。これくらいの傷、浮気がバレて沙紀(ヒロイン)にどつきまわされた時に比べたら、
 どうってことないぜ!」
 と啖呵を切れば、ひとときのコーヒーブレイク、良い意味での緊張緩和になるでしょう。
 ヒロインが涙ながらに自分の辛い過去を話しているとき、
 彼女を元気づけるためにユーモアを言うのは見事です。
 主人公の父親が死の間際に「貴女様は実は今は無き○○王国の姫君なのです」と、
 衝撃的事実を語っている時、死に行く父親を安心させるためにユーモアを言うのはすばらしいです。

 つまり、ギャグやユーモアは、その場の空気と目的を考えて使わなければいけないということです。

 むやみやたらなギャグ、無意味なギャグの連発は、
 ストーリーをぶち壊しにしてしまうかもしれないので、注意が必要ですね。
 また、ギャグは良くも悪くも、その場の雰囲気を変えてしまうものですから、
 逆説的に考えて、雰囲気を変えたいとき、
 話しの流れを止めたいとき等に挟むようにすると良いでしょう。

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(注:サイトに掲載するにあたって、一部文章を分かりやすいように手直しする場合がございます。)
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