第3研究室 小説サイトの作り方 | トップへ戻る |

掲示板運営のコツ

目次

はじめに
感想書き込みを増やすコツ
トラブル防止・解決のコツ
荒らしにあったら
荒らしの種類
掲示板を選ぶコツ



はじめに
 小説サイト作ったら、当然、感想や意見が欲しいですよね。
 そのためには、掲示板を設置する必要があります。
 しかし、この掲示板の運営というのがくせ者でして、なかなか一筋縄では行きません。
 いくつか私が経験してきた中で掴んだ掲示板運営のコツを紹介いたします。。
感想書き込みを増やすコツ

1・レイアウトを工夫しよう

 掲示板に小説の感想を書いてもらうためには、
 なるべく書き込みやすような環境を整えておく必要があります。
 例えば、私のサイトでは以前、
 小説本文の後に、人気投票と掲示板へのリンクを貼っていました。
 
 作品掲載ページの末尾に、
【よろしければ、『』の批評・感想・アドバイスをこちらの掲示板にてお願いします】
【この作品が気に入っていただけましたら『人気投票所』にて、投票と一言感想をお願いします】

 というテキストで、掲示板と人気投票所へ読者を誘導するようにしていました。
 また、掲示板は新しいウィンドで開かれるようにしてあります。
 登場人物の名前や地名、こまかい展開などは忘れてしまいがちなので、
 小説を見ながら、掲示板に感想の書き込みができるようにとの配慮です。

 感想書きたいなぁ、と読んでくれた方が漠然と思ったとしても、
 掲示板への入り口が遠かったり、わからなかったりすると、
 「やっぱりめんどくさいからやめておこう」と、なってしまう可能性が高いのですね(涙)。

 そうならないように、感想を書きやすい環境を作っておきましょう。


2・ネット上に友達を作ろう。
 感想掲示板や、感想用メールフォームを作っても、閑古鳥がさえずっている状態で、
 誰からもレスポンスが無いなんてことはザラです。

 私の経験から言いますと、アクセス数1日150前後だった時、
 一週間に一度、感想を書いてくれる人がいたら、バンザイして喜ぶ状態でした。
 つまり「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」と言って待っていたら、
 結局ホトトギスちゃんはちっとも鳴いてくれないなんてことになりかねないのです。
 では、どうしたらよいのでしょうか?

 
それは、あなたが他の小説サイトに行って、
 そこの掲示板に感想を書き込み自サイトのURLを残してくることです。


 これをするとほぼ70%以上の確率で、そのサイトの管理人さんから、感想のお返しがあります。 
 なぜかというと、
 
 これは人間が『返報性』という性質を持っているからなんですね。

 返報性とは、「他人がこちらに何かの恩恵を施したら、
 似たような形でそのお返しをしなくてはならない」という気持ちになることです。
 ですから、プレゼントをくれるなど、自分を喜ばせてくれた人には良い事を返そうとするし……。
 悪口を言いふらすなど、自分を不快にさせる人には、悪い事を返そうとするのですね。
 なので、感想がもらえなくてさびしい!と思っている方は、とにかくこれを実行してください。

 恥ずかしいとか、嫌がられはしないかと、引っ込み思案になる必要はありません。
 小説サイトを持っている人は、あなたと同じように、
 誰かに小説を読んで欲しいからサイトを運営しているのです。

 単なる宣伝書き込みや、悪い態度でも取らない限り、
 喜ばれることはあっても、嫌われるようなことはまずありません。



峰しずくさんからの意見
 私はこれまでに、「アクセスカウンタは回るのに、ちっとも感想がもらえない」ことに落胆して、
 HPを閉鎖してしまった人を何人か知っています。
 一方、掲示板を荒らされたために、多くのファンがいながら、
 そのたった一人の心無い荒らしが原因で、やはりHPを閉鎖してしまった人を何人か知っています。

 感想をもらえるにこしたことはないのですが、それより、アクセスカウンタは回っていますか?
 相互リンクの依頼は来ますか?


 自分の小説が読んでもらえているかどうかの基準は、そこにあります。
 掲示板のカキコや感想の数は、基準にならないですよ。

 そもそも。
 自ら進んで、誰かの作品に感想を述べたことが、いままでどれくらいありますか?
 いや、これは人によって違うと思いますが、ボクはよほどのことがないと、感想なんか送りません。
 気に入れば最後まで読む。気に入らなければ、途中でやめる。
 だから、人様からも感想なんかもらえるとは思っていません。

 逆に言えば、感想が欲しければ、お気に入りのサイトの作品について、
 作者サンに感想を送ってあげればいいんです。
 すると、多くの場合、ご自分の作品も読んでもらえて、感想も送ってもらえますよ。


 掲示板で作品感想を受け付ける場合は、必ずコメントを返してあげてください。
 礼儀というよりも、そうすることによって、また次の作品も読んだときには感想がもらえる、
 っていうことにつながりますから。

 それから、荒らしには反応せずに、静かに削除だけしてしまいましょう。

 誹謗中傷というか、書く意欲をなくしてしまうほどの、
 クソミソな感想がつくことは、まずありませんから、安心していいでしょう。
 なぜなら、「つっまんね〜」と思った作品に厳しい感想をかくほど暇な人はいませんから。
 つまらなかったら、途中でブラウザを閉じるだけです。
 と、いうことは、厳しい感想には、真摯に受け止めて、
 全身全霊でコメントを返してあげて欲しい、ということでもあります。

 それから、アンケート。
 これも受取り方に注意をしてくださいね。

「おたくの昼食のカレーには、コロッケがついているが、そんなものはいらないから、野菜を多くして欲しい」
 とリアルで書かれたことがありました。コロッケは野菜なんですが……。
 揚げ物ではなくて、生野菜ってことを言いたかったのかな?

 アンケートは、サンプル数が多ければともかく、ひとつひとつは「きわめて個人的」なものであって、
 「多くの人が感じる平均的なもの」ではない、ということです。
 だけど、個人サイトでアンケートを実施した場合、実は少数派意見なのだけれど、酷い言い方をされて、
 それで多大なショックを受けてしまうってことがありますんで、
 
 全てのアンケートは、そのひとつひとつは「少数派意見なのだ」と心得ておくことが必要です。

 記述式でなく、選択式の場合、最後まで読んでアンケートにまで答えてくれる人は、
 たいてい「あなたの作品、気に入りました」の人です。
 「つまらなかった」を選ぶような人は、最後まで読まないし、アンケートなんか答えもしませんから、
 アテにならないと思います。

 なんか、長くなってしまいましたが、要するに、
 「そのときの自分にとって、最善・全力で書き尽くして作品を発表すれば、それでいい」
 で、まずはOKなんだと思います。


 現状で、1人か2人でも、感想をもらえれば、そのことを既に誇っていいんですよ!

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トラブル防止・解決のコツ

 人と人が交流すれば、そこに必ず発生するのがトラブルです。
 これはもー宿命ですので、トラブル防止・対処のためのノウハウを紹介いたします。
 ただ、アクセス数がまだそれほど多くないうちは、まず問題は起こりませんので、
 無闇にトラブルを恐れる必要はありません。

 問題は、1日500ヒットくらいの人気サイトになった後です。
 人が多く集まれば多く集まるほど、相対的にトラブルの発生率は高まります。

 宣伝効果を狙って、業者などのスパム書き込みが繰り返し来ますし、
 荒らしや、逆恨みによる誹謗中傷、訪問者同士のトラブルなども発生するようになります。


1・利用規約を作る。
 トラブルが発生するようになりましたら、掲示板の利用規約を作りましょう。
 ○○したたら、ダメ。○○したら、書き込みを削除しますよ。
 ということを、明記しておくのです。 
 利用規約を作っておかないと、ルールが無いから何をしても良いんだと勘違いする人が現れたり、
 書き込みを削除した際に、思わぬトラブルを呼ぶことがあります。

 利用規約として盛り込むべき事は、
 他人の誹謗中傷をしないこと。
 マナーを守った書き込みをすること(マナーサイトにリンクを貼るのがオススメ)。
 宣伝書き込みをしないこと。
 管理人は、自由に書き込みを削除できる権限を持つこと。
 掲示板で起こったトラブルに対して、管理人は一切責任を負わないこと。
 掲示板を利用した人は、掲示板の利用規約に同意したとみなすこと。

 の主に6つです。詳しくは、当サイトの掲示板利用規約を参考にしてください。
 こちらの文面をそのまま使われても構いません。

 ただ、運営当初から、長い利用規約を作ってしまうと、訪問者に引かれてしまう可能性があるので、
 ある程度、人気が出てきたら状況に応じて作るのが良いです。



2・ていねいな態度・礼儀礼節を心がける
 掲示板にむかつく書き込みをされた! 許せない、反論してやる!
 と、怒り心頭で、相手を非難する書き込みを管理人がしたら、100%掲示板が荒れます。
 私も過去に何回か、これで失敗した経験がありますのでくれぐれもご注意を(汗)。
 掲示板の荒れる原因は、管理人の度量の低さにあることがおうおうにしてあるのです。

 書き込みや返信の際には、必ずていねいな態度を心がけ、
 あいさつや敬称も忘れないようにしてください。

 
 これは現実社会とまったく同じです。
 態度の悪い人間というのは、他人か反感を買いやすく、多くの場面で損をします。
 例え自分の小説を厳しく批判されたり、信条に合わないようなことを言われたりしても、
 絶対に怒ってはいけません。
 あー、そういう考えた方もあるのかくらいに受け流し、エレガントな対応をしてください。

 管理人を非難するような書き込みをされた場合にも、
 相手に反論するのではなく、どうもすみませんでした、と頭を下げてください。

 謝罪をされると、ふつうの良識を持っている人なら、
 それ以上の攻撃はひかえますし、仲直りもできます。
 相手に悪意があった場合にも攻撃の口実そのものがなくなるので、手出ししにくくなります。
 それでもしつこく攻撃してくる粘着さんがいたら、理解しあうことは不可能だと考えて、
 アクセス禁止措置を取りましょう。
 
 ここで相手を批判したり、反論すると、相手は怒り心頭になって、どんどん攻撃がエスカレートします。
 攻撃は攻撃を呼ぶのです。
 1の力で殴ったら、10の力で殴り返されるかもしれないことを覚悟してください。


 ネット上のやりとりを見ていると、間違った発言をした人間や、
 無知な人間に対しては、その誤りを正すだけではなく、感情的な圧力をかける。
 そういう劣った人間は人格や存在を否定されても当然だ、黙っていろ、
 と言いたげな発言も多いですが、こういう殺伐とした雰囲気を自ら作ってはいけません。

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荒らしにあったら

 人気がそこそこ出てくると、荒らしをする人が現れます。
 荒らしとは誹謗中傷や、「ああああ」などの無意味な書き込みをする行為です。
 彼らの行動の理由は、主に妬みや、逆恨み、
 他人を批判、軽蔑することで、相対的に自尊心を満足させること、
 掲示板を掻き回すことで、自分の存在をアピールしようという歪んだ自己顕示欲です。

 荒らしに初めて遭遇すると、たいていの人はひどいショックを受けて、鬱状態になります。
 私の知り合いの女性は、大きなコミュニティサイトを運営していたのですが、
 誹謗中傷を受けたらしく、ある日突然、サイトを閉鎖してしまいました。
 このような悲劇に遭わないために覚えておいて欲しいのは、

 この世のすべての人間に好かれるなど、不可能だということです。
 
 キリストやお釈迦様、ガンジーだって、多くの人から憎まれました。
 プロ作家の元にも、ファンレターと同時に、中傷や批判目的のアンチファンレターが届けられます。
 新人作家の中には、それでショックを受けてスランプになってしまう人もいるくらいです。

 ふつうに考えて10人の人間に会ったら、そのうち1人くらいは、
 どうしても馬の合わない相手、嫌いな人間というのに遭遇します。
 出会う人間全てが、あなたを好きになってくれることなどありえないのです。
 荒らしに会うのは当たり前くらいの感覚で冷静に対処してください。
 
 荒らしへの対応は、無視と削除、そしてアクセス制限です。
 間違っても、荒らしと話をしようとしていけません。

 荒らしは、自分の攻撃によって波紋が広がることを喜びます。
 誰かが怒ったり、ショックを受けたりしているのを見て、喜びを感じる歪んだ精神の持ち主なのです。
 話し合おうにも人間の言葉自体が通じませんので、すみやかにお帰り願いましょう。

 荒らし対策について、詳しく書かれたサイトがありますので、
 もっと詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。

荒らし対策委員会

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荒らしの種類
 
 荒らしをする人は大きく分けて2つのタイプがあります。
 
・悪意を持って故意に荒らす人。
・悪意は無いのだけど、思慮が足らなくて他人に不快感を与えてしまい、
 結果として場を荒らしてしまう人です。

 
 荒らしは後者の方が多いのが実情です。
 知らず知らずに他人を傷つけて怒りを買い、論争に発展します。
 例えば、当サイトで実際にあったことですが、

 「文学は、作者のオ●ニーではないか?」

 このようなスレッドが建てられた時は、完全に場が荒れました。
 小説書きの集まるサイトで、作者をけなす、否定するスレッドを建てたのだから当然ですよね。
 スレッドを建てた本人は、真剣な議論をするつもりだったのかもしれませんが、
 人間は感情で行動する動物である点をまったく考慮していませんでした。
 
 他人を不快にさせたり、攻撃したりすれば、必ず反撃されます。
 殴ったら、殴り返されるのが世界の法則です。


 この他にも、特定の社会集団などに対する偏見、
 無礼な言葉遣いやネットスラングなどを使ったりするのも場が荒れる原因になります。

 これらは思慮の足らなさ、自分の言葉が他人を傷つけてしまうことに
 想像力が回らなかった場合に起きると言えます。

 しかし、管理人としては、彼らの短慮を注意することはあっても責めてはいけません。
 悪意が無い荒らしの場合、周りから反撃されて、本人はひどく傷つくことが多く、
 反省の言葉を口にしながら、皮肉や挑発、反論に出たりします。
 すると、それに反応した人たちが、さらなる反撃に出て、
 双方が疲れ果てるまで不毛な戦いを続けるといったパターンになります。
 この戦いに管理人が参戦するメリットは、まったくありません。
 自分の信用を落とすだけになります。
 
 悪意の無い荒らしの場合には、荒れる原因になった発言や口論のみを削除し、
 場合によってはやんわりと丁寧な言葉で注意するなどして、対処してください。


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掲示板を選ぶコツ
 掲示板を選ぶコツは、荒らし対策機能がどれほど充実しているかです。

 特にIPアドレスとホストアドレスによるアクセス制限機能は必須です。

 これが無いような掲示板は借りるべきではありません。
 また、アダルト業者の宣伝をブロックするためのフィルタリング機能や、
 禁止ワードを設定できる機能があるとさらに良いです。
 オススメの掲示板を紹介しますので、こちらを利用してみてください。

ロケットBBS
無料掲示板レンタル「ADVEN-BBS」

オススメ参考書籍

ブログ掲示板攻撃・防衛マニュアル



 
著者:三沢武士
 出版社: 白夜書房
 発行年月:2005年10月
 本体価格 1,500円 (税込 1,575 円)

 人が集まってくると必ず人間同士のトラブルが起きます。
 これはもー、必然です。人間の背負ったカルマです。
 
 だったら誹謗中傷やトラブルに巻き込まれても平気なように、
 ネット世界での処世術を学んだ方が賢明です。


 そういったわけで、購入したこの本なのですが、
 読むとネットの世界の荒れ具合を再認識させられ、ちょっと欝になりした(汗)。
 だって、例に挙げられている自作自演や荒らしの手口とかが、
 あまりにもえげつないんですもの。

 でも、ははあん、荒らす人間はこういう心理に基づいてやっているか、
 ということがわかって、タメになりました。
 掲示板を管理するなら、読んでおきたい一冊です。

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