第4研究室 創作に関するQ&A 46P | トップへ戻る |
女性がBLを好きな理由とは2

朝日さんの意見
 BLについてですが、私も実際読んだり執筆したりする者です。
 何故、女性はBLが好きか、という疑問に対して私自身はどうなのだろうかと考えてみました。

 結論。男同士の同姓愛がいいと思う所は、男×女と男×男の恋愛の仕方の違いです。
 ノーマルでは絶対にできない恋愛、パターンをBLだと実現できるわけです。


 女性は多かれ少なかれ、まぁ多少不良の男の子が好きな人がいると思うのですが、
 例えば設定として、不良の頭と不良の頭がやりあって、その内お互いに興味を持っていく、
 その後恋愛に発展しながらも、お互いの立場でまたひと悶着あったりというような話が出来ます。
 しかし、これがノーマルだと、絶対に二つの頭が争う理由は、
 一人の女の子を奪いあう為だったりします。
 絶対に女の子が不良の頭になるというパターンはなく、
 ましてやヤンキーとレディースが争うなどという展開にもなりません。
 女の子を相手にした恋愛ものでは不可能な人物設定、背景などを、
 男同士では可能な分、自由度があり、今までのものより新しく感じるのが、
 人気の一つではないでしょうか。

 そしてもう一つ、さっきと関連しますが女の子は結構小説や漫画では、
 痛いシーン(喧嘩シーンとか、バトルとか、そういうもの)が好きな人が多いです。


 男同士ならば喧嘩で殴り合ったり、乱暴な言葉を使っても不自然じゃありません。
 女の子相手に殴ったりしたら「最低、何この男!」という事になってしまいますが、
 男同士のカップルなら喧嘩して殴ったりしてもそういう事にはならず、
 むしろ「萌え」の方に傾くのではないでしょうか。
 そうなるのも、男と女ではない、男と男の対等な立場がそう思わせるのだと思います。

 長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。


BL作家志望さんの意見
 はじめまして、BL作家志望の者です。

 個人的な意見になってしまいますが、私は女の争いが大嫌いです。

 相手の足を引っ張り相手を落としいれ、なんとしてでも男を落とそうとする女の根性。
 自分自身女の端くれですが、男に血なまぐさい女の争いを見せずして、
 男の気を引く・媚を売るような器用な真似は出来ません。

 また私は女の内面の醜さに気づくことのできない男も大嫌いです。
 出来れば美少女を書く時には内面の醜さも書いて欲しいものですね。
 リアリティがありませんもの。

 話がそれましたが、BLと言うジャンルの読者層に男性はごく少数なのではないでしょうか。
 作者も女性の方のほうが圧倒的の多いように思われます。
 思うにBLとは女性だけの妄想の世界なのではないでしょうか?

 男たちが小説に男の理想の美少女を創り上げるのなら、
 女性たちは女の理想の男性像と言うものをBLという世界に持ってきたのだと思います。

 これは花丸編集部・編『ボーイズラブ小説の書き方』からの引用によるものです。
『ボーイズラブ小説を読みたがっている人の多くは、
 女という性にどうしようもなく付いてまわるイヤな部分を見たくないという願望があります。
 逃避と呼ばれようと、絵空事、100%フィクションであるボーイズラブ小説を読むことで、
 立ちはだかる現実から一時でもいいから目を背けたがっているのです。』

 これは女性がBLを好きな理由を見事に突いていると思います。
 
 不器用でほんとは根の優しい女性が、器用でずる賢く計算高い女に男を取られてしまう。
 器用な女は不器用な女を悪者に仕立て上げ、男から徹底的に嫌われるように仕向ける。
 不器用な女は、器用な女と馬鹿な男を憎み一人内の世界にこもる。
 そんな時BLは優しく女性を迎え入れてくれるのではないでしょうか。
 天敵のずる賢い女もいない。男は友情や信頼の上に愛情をはぐくみ決して裏切ることは無い。

 BL小説には幼かったころ少女漫画で見た恋愛至上主義が形を変えなお存在するのです。
 
 人によりBLを好む理由はそれぞれだとは思います。
 ですが男に何かしらのコンプレックスを抱く女性にBLとは、
 好き勝手に恋愛至上主義を夢見ることの出来る
 非常に都合のいいジャンルなのではないでしょうか。 
 
 以上が私の意見です。長々と主観ばかり述べて申し訳ありませんでした。
 少しでも参考になれば幸いです。


通りすがりB さんの意見
 わたしも、どうして自分がBLにはまってるのか知りたかったので、
 みなさんの意見はとても参考になりました。
 
 自分も根っこに男の人に対するコンプレックスがあるのかな、と思います。
 
 わたしもですが、BL好きの女性は、
 自分が女性であることを受け入れられない人がかなりいるのではないかと感じました。
 さて、わたしが作るBLの話は7割ぐらい最初は無理やりです。
 だから、小説の中で男の人を強姦させることで男の人を貶めたいのかも……と考えてました。
 でもそれだけじゃないと思います。無理やり万歳なんですけど、愛がないとイヤなんです。
 この愛ってのが難しいところで、ただ受けに執着してるだけじゃ物足りない。
 
 受けの男を自分のものにしたい攻めの男→無理やり犯す→
 後悔(ここでなんらかの自己犠牲があるとなおよし)→身を引き廃人寸前に→
 受けがそれを見て自分の気持ちに気づきハッピーエンド……的な話がツボです。
 BLはなんだかんだ言って、攻めは受けの言うことを聞く場合が多いです。

 社会にも親兄弟にも認められず、それでも体を張って受けに尽くす。
 そこが、男女の恋愛より崇高なものに思えて充実感があるのかもしれません。



榊 悠さんの意見
 私もBLが好きです。最初はちょっと駄目だったのですが、
 徐々に慣れるとその世界観が好きになってしまいます。

 なぜ、女性がBLに惹かれるかという理由ですが。
 絶対に乗り越えられない何かがあり、それでもせずにはいられないという
 微妙な心境が惹かせるのではないでしょうか。
 女性と男性ではこうはいかないでしょう。
 ぶっちゃけた話、駆け落ちでもしちゃえば乗り越えられるわけです。
 ですが男性と男性ではこうは行きません。
 駆け落ちしても超えられないものがある。世間には認められない。

 それでも結ばれよう(?)とする、一途さのようなものが私は好きですね。

 ですが、百合は嫌いです。
 百合はただの「先輩と後輩の愛情関係が行きすぎ」としか感じられないもので。


通りすがりのゲーマーさんの意見
 こんにちは。匿名で失礼します。
 女性がBLを好む理由ですか……難しいですね。

 これは私個人の意見、というか割と少数派な考えかもしれませんが、
 「カップルとして成立するから」です。


 例えば某アクションRPGの主人公で、ドラゴンと魂の契約を結んだ男がいます。
 そのドラゴンはまあ両性具有なのですが、ボイスがどう考えても男なので
 擬人化すれば当然男性になります(女性で擬人化する人もたくさんいますが)。
 ヒロインは別に存在するのですが、兄妹なのでゲーム本編では主人公と結ばれません。
 だからストーリー的にはどう考えてもドラゴン×主人公になるはず!
 そっちの方が自然なんです!! お互い契約していて一心同体、愛し合っちゃってるんですよ!!
 だから妄想の中でこの二人をイチャつかせます。あくまでも自然なカップリング。
 その結果、BLになっちゃっただけなんです。

 どっかのテニスのマンガだってそうでしょう。彼らは仲良しなんです。
 自然と寝所を共にするような関係にもなりますよ、ええなりますとも。
 逆に、不自然なカップリングはちょっと……いただけないですね。

 「いや、お前ら関わりないだろ」
 と言いたくなるようなカップルは異性・同性愛にかかわらずイヤです。


 長々と書いてすみません。
 二次小説読者の超個人的な意見でした……うわぁ参考にならなそう


まいさんの意見
 初めまして。まいと申します。
 私は(多分皆さんよりは)BL初心者だと思いますが、
 私がBL好きになった理由を書きます。

 私が最初にBLを知ったのは、某アニメのBLサイトさんです。
 ネットサーフィンでそのサイトさんを見つけたんですが、
 そこは絵や小説が置いてあるサイトで、とても綺麗な絵を描かれていました。
 当然、そこにはBL的な絵も描かれています。(男性キャラ同士のキスなど)
 そんな絵を見たらドキドキしませんか?
 私はその『ドキドキ』が好きなのです。
 ただ単に、私の恋愛経験が少ないせいかもしれませんが、
 それでも男女の恋愛とは少し違う『ドキドキ』です。

 それは、現実には無い場面だからです。
 現実にありえないからこそ、夢があっていいと思います。


 投稿されている方に百合が嫌いと言う人が多いようですが、
 私は嫌いじゃありません。
 私もBLを先に知ったので抵抗はありました。しかし、
 某百合アニメを見てからは考えが変わりました。(最近です・・・
 そのアニメは(私が見た限り)キスまでしかやらないので嫌いじゃありません。
 ただ私も、生々しいのを見たら嫌いになってしまうかもしれませんが、
 今は、百合は百合で『ドキドキ』してるので嫌いでは無いです。
 私もBLの方が好きですが。

 個人的なことばかりですが、共感して下さる方がいれば嬉しいです。
 ここまで読んで下さってありがとうございました。
 それでは、失礼致します。


まろさんの意見
 以前、読んだ雑誌でも『女性がBLに魅了されるのは?』のような記事がありました。
 サラリーマンが読む感じの雑誌でしたがね。
 
 その中に『女性が最も好む男性の仕草ランキング』がありまして、
 1位が『男性同士で会話をしている姿』でした。


 思わず、納得してしまいました。やはり、いろんな方の意見にあるように、
 女同士には無い何かがあるのだと思います。
 
 私はBLの中でも『友情』を踏まえたうえでのBLが一番好きです。

 なので、某児童書作家さんの作品はかなりツボです。全体の雰囲気がBLっぽいのです。
 何か相手に対し言いたいことがあるのだけれど、
 上手く言葉に表すことができずキスをして想いを伝えるシーンがあります。
 もちろん、2人は男同士で恋人でもないのです。
 しかし、『友情』でもなく『恋愛感情』なのか分からないそういう、
 やっぱり心の葛藤というかファンタジーめいたものに女性は惹かれるのだと思います。

 余談ですが、私は百合も嫌いではありません。
 というか、こういう世界にBLからではなく百合から入ったのが原因だと思います。
 2次創作ですがね。
 むしろ、初めてBLで行為をしている作品を読んだときの方が衝撃でした(笑)

 本当に文章が下手糞で申し訳ありません。


薄氷幸真さんの意見
 こんにちは。薄氷幸真と言います。

 いきなりですが、私がBLを好きな理由は、生々しくないからです。

 これは百合好きな方にも当てはまるでしょうが、
 実際の恋愛または行為は結構生々しいものです。
 しかし、これが同姓同士になると、不思議とどろどろとした生々しさを感じないのです。
 (一部作品は除きます)

 もしかしたら私だけかもしれませんが。
 同姓同士というお互いをわかりやすい関係だからこそ、
 お互いを大切にできる、ということもあるでしょう。
 そして、実際にはほぼありえないことだから夢を見ることができる、とも思います。
 個人的な意見ですいません。


草 千さんの意見
 BLは、女性の立場や気持ちのわかる男性(受け)がいるから,『好き』です。
 
 物語の中に入り込みやすいし,やはり女性のなかには,
 男性に分かってもらいたいという気持ちがあるものだと思います。                      
 
 とはいう自分も,(片思いですが)スキな人がいるので,
 好きな人がいると実感しているときはBLなんて読む気がおきません。
 なんで,そんなもの読むんだろう? 他の人は。と,思います。
 他の男性に,例えそれが小説の中や漫画の中であろうと,興味が無いからです。                        
 では,なぜBLを読むのか。その人をスキだという気持ちを覆い隠したときに,
 その人に(好きな気持ちを)分かってもらいたいという気持ちがあるから読みます。     
 自分のなかで,その人が好きだという気持ちが,親友や友達としてのモノに変わって,
 好きだという気持ちに気付かなくなってしまったときにも読みます。
 スキだというときに慣れてしまったときに,読んでいます。  

 私の場合は,「男性に浮気をされて‥‥」ではなく,
 友達が持っていたので「読め」といわれて読みはじめました。
 きっと,その友達も,そういう気持ちなのだろうと思います。
                          
 すこし話がズレてしまいましたが,最初に手に取った人・他の人が読む理由は、
 こうなのではないかと思って意見させていただきました。                                              
 私的には,体の結びつき自体に感心がなく,でもぜんぜんありだと思います。
 そのもの自体よりも,表現の一種,「相手が自分よりも好きだという表現」としか思っていません。
 どちらが好きかは,ストーリーによって違うでしょうが,
 スキだなんだといっても,どちらが好きな気持ちが大きいかなんて,
 あいてのことはわからないものです。
 それが,芸術的表現では,そう表現されているのではないでしょうか。    
 (現実には分かりませんけれども)                     
 長くなってしまいましたが,このくらいでいいのでしょうか?


青条繁さんの意見
 色々なBL小説や漫画を読んでいて思ったのですが、
 BLとは「純粋な愛」(もっと言うなら本当の愛)を感じられる題材なのではないでしょうか。


 男女間の恋愛には、多少なりとも性欲、つまりは生まれ持った本能が関わってきます。
 人が異性を好きになるのは「子孫を残す」という本能があるからとも言えるでしょう。

 例えばA君がB子さんに惹かれていたとしましょう。
 ところがB子さんは男だったのです。
 そう知ったA君は、B子さんのことを好きであり続けられるでしょうか?
 普通なら無理ですよね(笑)
 知った瞬間
「マジかよ! やられたぁぁ! うげろぉぉぉ」
 という反応すらしかねません。
 いや、それこそが健康的な男児の正しい反応でしょう。

 つまり人が異性を好きになる時、
 相手の人間性だけではなく「異性である」という条件が付属されているわけです。

 では、BLはどうでしょうか。
 男同士では子供作れませんので、そこには「子孫を残す」といった本能は存在しません。
 それだけ「純粋な愛」ととれるのではないでしょうか。

 友情→恋愛に発展するパターンを好む人が多いのも、
 この理由からではないかと推測しています。
 友情には、外見やステータスはあまり関係ありません。
(いや、全く関係ないというとそうではないと思いますが、
 その辺について語り出すと話がずれるので止めておきます)
 相手の人間性、砕けていうなら性格によるものがほとんどでしょう。
 つまり友情→恋愛ということは、性格から相手を好きになったことになります。
 それだけ「純粋な愛」だと受け取れますよね。

 「女性が」BLを好きな理由、ですが。
 憶測にすぎませんが、男性に比べると女性のほうが、
 「真実の愛」だとか「永遠の愛」への憧れが強いからではないでしょうか。


 一概には言えませんが……。

 あくまで私個人の考えですので、
 「私はそんな理由でBLが好きなわけじゃないわ!」という場合は
 軽くスルーしていただけるとありがたいです……。
 因みに私は性行為の全く無いBLも好きですし、
 好きな異性がいた時も(残念なことに今はいませんが)BLは好きでした。
 こういう人間もいるのでは、ということで。

 長々と失礼しました。それでは。


伊吹さんの意見
 色々な意見、読ませていただきました。私もこれについては不思議に思っていましたので、
 BL読者の一意見として聞いていただければと思います。

 前に述べられていたような、異性を美しく思う気持ちという意見にも賛成です。
 私は女性ですが、女性の身体はどうも美しいと思えません。
 自分が男性だったらよかったと思うこともあります。
 また、女性の身体を漫画などで見ると気持ち悪いとしか思えないのです。
 このような気持ちから、交わる場面も男性同士の方がいいということもあるのかもしれません。
 これは私個人の意見ですので、
 他に色々な考え方があると思いますが参考にしていただければと思います。


麻奈さんの意見
 
女性は、女性の本性というか、裏というか、とにかくそういうところをよく知っているので、
 純粋な男女の恋愛物に現実味を持てないんじゃないでしょうか。
 純粋な女性がいないというわけではないですが、女性は同性だからこそ
 「ここでこういう言動をとるのはおかしいだろう」と疑ってしまうんではないかと思います。
 だからといって、ヒロインのドロドロした感情は見たくない。
 男性の心情は分からないけど、男同士ならあり得るんじゃないかという希望から、
 ヒロインを純粋な男の子に演じてもらい、純粋な恋愛物を楽しむ……
 みたいな理由だと自分は思ってます。


匿名希望さんの意見
 どうも初めまして。匿名希望で投稿します。
 私自身が感じたことなので、他の方とは違うかもしれませんし、
 今まで出てきた意見と同じかもしれませんが参考程度に。

 私は女性が好きではありません。
 ドラマやなんかもヒロインを見て「うわー」と思うこともあります。

 それは、女性が女性自身の汚い部分などを知っているからではないでしょうか?

 大抵ドラマや小説のヒロインは可愛らしくて汚い部分など見えないことが殆どだし、
 男の人に護ってもらうのが当然! みたいな人が多いので
 「ありえない」と思ってしまいその瞬間冷めます。
 大抵男性に好まれる女性は、女性から嫌われるものですよね。
 その点、男性について女性は知らない部分が多いです。
 だから夢を見れるのではないでしょうか。

 男性同士の友情なりなんなりは、偽り無く接してるという先入観が私の中にあったりしますので、
 騙し合いや駆け引きなんかが存在しないところが好きです。
 言ってしまえば単純ということなのですが・・・。

 あと、綺麗な愛っていうことも言えます。
 だって同性同士の恋だなんて本当に一生添い遂げる覚悟がなければ、
 結ばれることなんてありえませんよね。
 異性同士はそこが軽いと思います。
 一目惚れした。だから付き合っちゃえー。気に入らないから別れろー。
 なんて、BLでは気軽には出来ません。
 
 女性の憧れる「真実の愛」や、精神のつながりが深いからこそ楽しめると思います。


あいりさんの意見
 妊娠しないから、です。

 男女の恋愛モノでセックスシーンがあると、避妊してるのかな? と思います。
 子供が出来たら、結婚して、お父さんとお母さんになって…とか、
 高校生の場合は妊娠中絶の可能性もあって…とか、考えます。
 
 男同士だと少なくとも妊娠することは(二次創作で、女体化する、というパターンでもない限り)
 ないので、セックスファンタジーとして、気楽に読めます。
 生々しさがないんですよね。
 
 恋愛の通過点や、成就の記号としてセックスを描く時のリスクが、
 実際問題とは別として、男女の恋愛モノよりも少なく見えるのです。
 百合も好きですが、性交渉の場面までは特に興味がありませんし、
 BLほど『男役』『女役』という役割がはっきりしてないので(突っ込めるものがないし)、
 わかりづらいというか。

 男同士の場面は、どこまでも他人事、しかも子供も出来ないし、という気楽さがあります。

 妊娠しなくても、病気の問題はあるのですが、
 その辺、BLで触れられることは一部の作品を除いてほとんどありません。
 ついでに、受けの足にすね毛が生えてたり、とかいう描写もめったにみたことがないです。
 
 安全に、気楽に楽しめるセックスファンタジー、それが私にとってのBLです。


晴久さんの意見
 重複するかもしれませんんが、私がBL好きな理由を自己分析したとろ

 『主人公(受)が男であるため女性が主人公の場合よりも感情移入しやすい』
 という事だと思います。

 私は女ですが、女性が主人公の恋愛モノというのは
 主人公が、痩せていて可愛くて性格も良くて、しかも『永遠の愛』を手に入れる…
 という展開についていけなくなるのです。
 
 少女マンガを読み始めたばかりの頃はそれでも夢中になれましたが、
 主人公の少女は、結局は自分とはかけ離れた、
 格好良い男性ヒーローに愛される資格を持った存在なのです。


 そういった理由から女性主人公に感情移入や自己投影をできない女性がBLに出会ったとき
 男性同士の恋愛であれば、まったく自分とは関係ない、しかも純粋な恋愛モノとして楽しむめる!
 という事でハマるのではと。

 あくまで私の場合なので当てはまらない方はいらっしゃるかと思いますが。

 さらに、男性同士なら、自分とはまったく異質な存在だから、
 『永遠に二人は結ばれる』という実際問題ちょっと不可能な事も素直に受け入れられるのかと。


 男女間は、結婚すれば家族になるわけで、恋愛関係を維持したままというのは難しいし、
 浮気という辛い現実も目の当たりにしてしまいますし…。

 BLに惹かれる女性というのは、男女間の恋愛を描いた作品だけでは満たされない、
 ある意味心の隙間みたいなものに、スッとBLが溶け込んだ方も多いのではと思います。


 私は、わりとそうでした。
 男女間で『永遠の愛』などという夢物語を心の底から信じきれなかった思春期といいますか…
(すみませんなんか自分で書いてて恥ずかしい…)。

 話題に上っている百合に関してですが、
 私は百合モノも、ある小説家の作品に出会ってからはとても大好物です。笑。
 いわゆる同性間の恋愛であれば、その時点で別世界ですから、自分とは関係ないわけで。
 だから楽しめるというのもあるのかも。

 女性は確かにドロドロしていますが、
 その関係が恋愛になった時点で読む側の意識も変わるのではないかと思います。
 『永遠の愛』も信じる事ができるというか。
(昔の女学校モノなどは、最後は少女二人で心中とかが多いと思います。
 まさに『永遠の愛』ですよね…)

 とはいうもののBLの数をこなすうち、
 今は男女間の恋愛もファンタジーとして楽しむ余裕すらでてきました。
 BLも最初にハマった時の感情はどこへやら、純粋に好きで好きでたまらん!という状態です。
 今BLにハマる女性は、もしかしたらそんな風に、
 ただ男性同士の恋愛として純粋に楽しんでいらっしゃる方も多いのかもと思います。

 長々と駄文を書き、申し訳ありません;
 それでは。


丸ちゃんさんの意見
 自分の勝手な意見ですが。

 「貧乏人×金持ち」だと『貧乏人は、金目当てで付き合っている』と思うけど、
 「金持ち×金持ち」だとそうは思わない。
 それと同じで「男×女」で男が理想像だと『お姉ちゃん玉の腰を狙ってるのか』
 と、どこか打算を感じてしまうけど、相手が男だとそれを感じにくい。

 つまり、嫌味なく
 「徹底的に、超完璧な、まさに理想像を絵に描いた男性像」を相手役にできる!
 そして読んでウットリできる、という理由もあるのでは? と思います。


 駄文で失礼しました。


真希さんの意見
 はじめまして。

 私がBLを好きな理由なんですが、感情移入の求め方の違い、なんだと思います。

 私が恋愛小説を読む理由が、登場人物になりきって恋愛を楽しむ、なので、
 男女の恋愛小説だったらヒロインになりきって読むんです。
 でも普通の男女の恋愛小説(特にラノベ)だとやたらとヒロインが絶世の美少女だったり、
 強かったり、天然だったり。
 
 こんな女の子、いるわけないじゃん、と思ってしまい一気に冷めてしまうんですよ。

 これは自分だけかもしれないですけど、ちょっと自分と違う部分があったりすると、
 浸れないんですよね、その小説に。
 つまり、普通の恋愛小説に求める感情移入のしやすさがとてつもなくハードル高めなのです。
 
 でもBLだと、求めているのは自分の好みの攻めと受け。
 感情移入は二の次なんです。これだと結構探しやすいんです。
 だから私はBLが好きだし、よく読みます。


 では長々と失礼しました。


minoruさんの意見
 私自身は、二次創作からBLの世界に入りました。
 そこで理由を、二次創作BLにおける「カプの成立過程」から考察してみました。
 ここでいう成立過程は、やおいの歴史ではなく、
 原作から同性同士の二次創作が出来るまでの事です。


0:原作に登場するAまたはBが好き。あるいは二人とも好き。

1:原作にAとBの仲良し描写(本人達の行動、周囲の言動)、
  片方がもう片方を気にしているなどの描写が出て来た。

2:1を深読みしたり、そこから二人の関係を妄想する。

3:A×BかB×Aで二次創作が完成。



 簡略化するとこんな感じです。
 では、番号順に私見を述べさせていただきます。

0:原作に登場するAまたはBが好き。あるいは二人とも好き。

 これを何故0にしたかと言うと、初登場でいきなりAとBが仲良しだったりする場合もあるからです。
 あるいは、そういうネタが出てきたからと食いつく場合もあります。


1:原作にAとBの仲良し描写(本人達の行動、周囲の言動)、
 片方がもう片方を気にしているなどの描写が出て来た。

 これは、二次創作BLの、一応基本です。
 どの描写に反応するかは、人によってかなり開きがあります。
 会話を交わしていただけというものから、二人がライバル同士であるとか、
 果ては抱き合ったり、キスをしたなど、BL好きの女性が反応する所は様々です。

 たまに、『Aがツボなんだけど、相手が原作にいない』という発言を目にすることもあります。
 そういう時、本当にAが誰とも絡んでいない訳ではありません。
 発言者は、原作にあるAと誰かの描写が気に入らないか、
 Aと絡んでいるキャラが好みではないかのどちらかです。

 好みじゃないので、その場面やキャラは綺麗さっぱり無視されています。
 BLの場合、女性キャラや美形でないキャラだと、無視される確率が上がります。
 この場合は『Aがツボなんだけど、(自分の気に入りそうな)キャラとの絡みがない』
 が本音かもしれません。


2:1を深読みしたり、二人の関係を妄想する。

 1を深読みして、AとBの間に恋愛感情がある(生まれる)と妄想する。
 ここまでは、同性同士の恋愛云々を抜きにすれば、二次創作全般に当てはまることだと思います。
 原作好きが高じて深読みをし、原作に無いサイドストーリーを想像するという点で。

 ただ、先程1の項目で『一応基本です』と書きました通り、例外も存在します。
 『Aがツボなんだけど、相手がいない』という人々です。
 こういった場合は『Aだけの二次創作を作る』か、
 1の過程を飛ばして『Aに誰かをあてがう』という二つのパターンに大別できます。
 BLは、後者が多いです。

 『Aに誰かをあてがう』の誰かとは、もちろん(原作に登場する)A以外の男性キャラのことです。
 この場合、Aと誰かに接点がないことが殆どです。
 その他には、接点無いけど自分のお気に入り二人をくっつけちゃえというパターンもあります。


3:A×BかB×Aで二次創作が完成。

 例外もあるものの、上記のプロセスを経てA×BやB×Aの二次創作作品が出来上がります。
 たまに、A×B派の人とB×A派の人が喧嘩することがあります。
 一方で、AとBがいれば上でも下でも構わない人々もいます。
 これはA×B派とB×A派との間で、原作(キャラ)解釈が違う事によって起こります。
 上になるか下になるかで、二次の場合同キャラで性格が大分違います。
 例をあげると、上になると絶倫になり、下になると可愛くなるとか。
 カプの上下の違いは、気にする人は気にするようです。

 ちなみに、二次創作でBLをする場合「割と原作に準拠しようとするタイプ」と、
 「原作から好きなキャラ(設定)だけを借りるタイプ」が存在します。


 さて、結論ですが、
 基本的には、(自分の気に入ってる)異性同士が恋愛しているのを見る事は楽しい。
 所詮他人事だから。


 上で書いた『Aがツボなんだけど、相手がいない』『Aに誰かをあてがう』というのは、
 タイプの男が女に取られるのは生々しくて嫌だ。
 でも、自分の気に入る男になら取られてもいい。という屈折した心理の表れとも取れます。


 BLの二次創作においては、女性キャラが出張らない原作(特に恋愛面)が好まれます。
 週刊少年ジャンプとか、スポーツ物、一部のドラマなどです。
 サンデーやマガジン、大部分のドラマでは男女の恋愛が軸になっていることが多く、
 これらの作品で二次創作BLはあまり作られません。
 女性が恋愛に関らない分、同性の嫌な面を見ずに済むからでしょう。
 友情であれ恋愛であれ、実際の男性同士の関係がどうなのか、私にはわかりません。
 しかし、同性ではないので嫌な面が見えることなく、夢を見続けられるのも確かです。
 同性しかいない空間(男子校とか軍隊)や、ライバルとしての素敵な展開もありです。

 実際の同性愛とは別物なのは、女性の性幻想だからでしょう。
 幻想だから、好みじゃない男は無視です。女も無視、あるいは腐女子にされる。


 両者とも当て馬にされないだけマシというべきなのかどうか。傍観者ならまだいい方です。
 女性の性幻想だからこそ、BLには女性の思惑が見え隠れします。
 生々しい女の欲望もない(見ないようにしている)同性同士だから、
 本能を無視して真実の愛に走れる。ここまではいいです。
 
 そこで気になるのは、男役と女役が固定されてること。
 真実の愛を追究してるのであれば、役割が固定されている必然性はないと思います。
 オリジナル、二次を問わず、同じ作品内で役割が変わる事はあまりないです。
 先程「たまに、A×B派の人とB×A派の人が喧嘩することがあります」と書きました。
 ここには、男役に理想の男性像を描く、
 るいは女役に自分(当然女性)を重ねているというのもあるのかと考えています。
 確かに、理想の男性が男の下で喘ぐのは嫌という人もいそうです。
 ほとんどのBLの女役は、男性の皮を被った女性だと思ってます。


 二次創作のBLから導いた結論は、
 女性が都合のいい性幻想にひたれるから。というところでしょうか。


 なお、今回は別カプについての意見をあえて省きました。
 二次創作の観点から、長々と書いて申し訳ありませんでした。


匿名希望さんの意見
 私はBLが好きで、BL作家を目指してもいます。
 私自身、皆さんの意見を聞き、とても勉強になりました。
 女性がBLを好む理由について、少々生々しい話もありますが個人的な意見をいくつか。

・男性同士という点で、本質的に平等だからではないでしょうか。

 重複してしまいますが、男女の場合、女性は基本的に受ける側に立たされてしまいます。
 日本の歴史では、女性は男性に守られる立場にあり、男性に尽くすことを良しとされています。
 私的な考えですが、私はそういう考え方が我慢なりません。
 女だからという理由で下位に置かれることに腹が立ちます。
(真実善意であったとしても、守るという行為は相手が自分より下だという意識に基づいていますし)

 しかし男性同士の場合、二人は根本的に同じ位置に立っているわけです。

 同じ男という性によって、とりあえずは攻める側も受ける側も平等という面目が立ちます。
 仕事でも勉強でも恋愛でも、あの人の下になるのだけは絶対嫌だ!
 という意識は男女共通でしょう。
(これは間接的に、男女の平等という理念が示されているのだと思います。)
(少し矛盾した話になってしまいますが、BL小説には少なからず
 「攻め側の男性が積極的に受け側の男性を助け、守ろうとする行為」が目立ちます。
 これはやはり強い男性に守られたいという女性の意識が見えているような気がします。)


・男女の恋愛にとっては究極の質問と言えるかもしれませんが、
 「私が男だったとしても、私を愛してくれる?」


 私は男性ではないので分かりませんが、まず間違いなく、
 ほとんどの男性は返答に詰まると思います(笑)
 これも私的な意見ですが、女性は男性に自分の精神、考え方、
 人となりを認めてもらいたいと思っています。
 男女の恋愛の場合、(少々偏見が混じるかもしれませんが)女性はロマンを、
 男性はセックスを求めていると思います。
 ここら辺はホルモンと進化系統樹上の違いと言うしかありません(笑)
 つまり女性側としては「あの人は女という性を求めているのか、
 それとも私という人間を求めてくれているのか」と悩んでしまうわけです。

 BLの場合、まず間違いなく男性は相手を「性」ではなく「人」として認め、求めてくれているわけです。
 求められる側としては、これほど嬉しいことはありません。


 もしかしたらBLは、無条件で男性の下位に立たされるのは嫌だという、
 女性の負けず嫌いの精神があるのかもしれません。


匿名希望さんの意見
 匿名で申し訳ございません。

 私の場合はBLなら感情移入をあまりしにくく読めるからです。

 女性が主人公の話で主人公が悲惨な目にあう描写は、
 あまり好きなタイプの女性でなくても同じ女性というだけで、
 ついつい感情移入して辛くて読んでいられません。

 ですが、BLなら同じような場面でも他の方もおっしゃってますが「他人事」として捉えられるので、
 冷静に、お話の一シーンとして読めます。
 また、こんなのありえないと思うような大げさな馬鹿馬鹿しい設定や描写は、
 普通のライトノベルや小説でしたらありえなすぎに引いてしまうのですが、
 BLはファンタジーな世界(現代が舞台の話であっても)と思ってますので、
 どれだけありえなくても「BLだから」の一言で納得できて読むことができるのも魅力の一つかな、と。
 あくまでも私の場合の理由ですが。


徳丸さんの意見
 あいりさんの言う「妊娠しないから」ずばりこれだと思いますね。

 科学的に考えて、男女間の恋愛は本能の働きかけにより生殖、つまりセックスに行き着きます。
 たとえ二人が付き合いだした時「子作り」という事を一切考えてなかったとしても
 結局は加齢などにより「遺伝子を、子孫を残さなくては」という本能はより激しくなり、
 最終的には妊娠、という流れになってしまいます。
 
 まず、ここで「セックス」「妊娠」に嫌悪感を持つ女性も居るのではないでしょうか。

 愛した男性と交わる事、その男性との間に子供を授かる事を幸せとする女性も
 数多く居るとは思いますが、少女漫画のようなプラトニックな恋愛を好む方にとっては
 あまりこういった未来は想像したくないもの、なのではないでしょうか。
 そういう人って結婚EDや出産エピローグとか嫌いなんじゃないかなと思います。

 次に、出産。そして子育て。
 これによる夫とのセックスレスを不安に思う女性、
 子供が出来た事により「一対一の愛し合う男女」から「協力して子を養う家族」になる
 =夫にとっての性的対象でなくなるかもしれない事や、
 それらによる夫との夫婦関係の劣化や夫の浮気を恐れる女性も居ると思います。
 
 またそれによって恐れを感じるという事はないという方でも、
 子供が出来て夫も自分ももう中年となってくれば、
 少女漫画のような恋や出会いなんて夢のまた夢ですし、
 これだけ経験を積んだなら、女の汚さや男女関係の生々しさなどが嫌というほど分かり、
 ピュアな恋愛を描いた少女漫画は「嘘くさい」「ありえない」などの理由から
 嫌悪、敬遠などの対象になってしまうのでは?

 それに対してBLはこれらすべての事柄をクリアできるのではないでしょうか。
 
 男同士だから生殖行為に及ぶ必要も無い。
 愛情からお互いを求めても、どちらも男だから子供が出来る事はけして無い。
 結婚なんてありえないので、いつまでも恋人同士のまま劣化しない。
 少女漫画特有の嘘くささだって「女」を理解したから気付いた事であって、
 たとえBLが嘘くさいものでも女性は「男」ではないから、それに気付けない。
 仮に気付いたとしても女性にとっての「男」は男性にとっての「女」。
 ほとんど幻想で出来ています。よってアリです。

 結局のところ、男性が女性を好きなのは子孫を残すため。
 ぶっちゃけ子供を産める女性なら誰でも、何人でもいいんです。
 むしろたくさん居るに越したことありません。
 でも、それは女性においても同じ事。
 その男性の遺伝子を他の女に渡してなるものか、といったところでしょうか。

 他の女に取られるくらいなら、その男性と同じくらい自分好みの男性とくっついてほしい。
 そうすればただでさえ好み×2なので見てるだけでも目の保養。
 さらに二人は同性同士、二人の間にあるのは「子孫繁栄」から来る衝動ではなく、
 ただお互いを思う純愛。
 男性に比べ精神的なものを気にする女性としては、これって最高の理想ではないでしょうか。
 それでもし何かの拍子に自分がその男性に好かれたりなんかしちゃったら、
 自分も混ざればいいんです。
 
 両手に花です。複数のカップルが発生してたらハーレムですよ。
 女性の考えるBLって極端に言うとこんな感じじゃないでしょうか。
 男性の考える百合もこんなものだと思います。
 あの娘が他の男に抱かれるなんて考えたくもない、みたいな。

 私、実はトランスジェンダーでバイセクシュアルなんです。
 だから女性の考えてる事は細かくは分かりません。
 私自身は異性愛だろうが同性愛だろうが何でもありだろーって思ってるんで。
 一応私も生物学的には女なのですが…こんな私が意見していい事ではありませんでしたね。
 でも男性キャラを見ているとあの女に取られるのは嫌だって思いますし、
 逆に女性キャラが男性と一緒になるのを見るとそんな男とくっつかないでくれって思います。
 この事について同意してくれた女友達が居た事もあり、
 女性もこういう考えの人とか居るのかもなと思って今回は考察させて頂きました。
 少しでも参考になったなら幸いです。


匿名さんの意見
 一通り読みました。匿名ですが失礼します。
 十五年以上、BL・二次創作やおい双方を読んだり書いたりしていたものです。
 しかし、一方では私は男女エロも書きますし、百合のエロも好んでよく書きます。
 誤解を招かないように書いておきますが、一次創作の健全物も同じぐらい執筆しておりますし、
 現実世界では異性のパートナーをもった上で完全にノーマルですよ。

 女性がBLを好むのは、結局は人それぞれではないでしょうか。
 ヒロインの嫌な部分を見たくない、女性は汚いなどの意見もありますが、
 その場合は二次創作でよくある「女体化」、
 そこまでいかなくても「女装」を受け入れる女性層の心理が、
 スムーズには説明づけられないと思います。
(勿論、女体化や女装をBLとして認めないという方々もいらっしゃいます。)

 女体化した受けは性行為をすれば当然ながら妊娠し、攻めの子供を出産します。
 勿論、そこまで書ききってしまう作品は滅多にありませんが、ないわけではありません。
 書き手が無意識にそこまで女性を嫌悪している場合は、
 女体化→妊娠→出産まで書く必要はないと思われます。
 そういった作品の書き手は私の知っている限りでは、
 学生の方から子供を持った主婦の方々まで様々ですので、
 環境や男性経験の有無でこうした極度な性のパニックが起こるわけではないようです。
 妊娠ネタが書きたいのなら、既存の女性キャラと既存の男性キャラを結び合わせればよいでしょう。
 
 そこで無理に気に入った男性キャラを女体化させるというのは女性嫌悪というよりも、
 むしろ女性讃美の部類に入るような気がします。


 無論、書き手一人一人にそうした作品にこめるメッセージは違うのですから、
 一概にこれが正しいとは言い切れませんが。

 また、私は百合作品をかなり好むのですが、残念ながら男性の書く百合物には、
 いまひとつ違和感を覚えて「萌え」ることが出来ません。
 勿論、中には面白い作品もありましたが、
 どうしても男性から見た「萌え」る女の子というのが性に合わないようです。
 女性の書き手から見た女の子の可愛さや凛々しさのある作品の方が、
 エロがあってもなくても萌えられます。
 女性同士の醜い争いもある中で、女性が女性に共感し、また憧れるという心理を描くのは、
 男性に出来ないとは言わないけれど、やはり女性の方が実体験があるぶん巧いのでしょう。

 男女エロの場合は、読む分には猟奇物でさえなければ大丈夫なのですが、
 書くほうとなると互いが互いの支えである関係でのコミュニケーションの一環として、
 書いているような気がします。ある意味、依存なんですが。
 相手に本当にほれ込んでいて、それなりの年齢になった上での男女で、
 性行為がないというのはやはり不自然ですし。

 で、BLなんですが、人によって勿論違うのでしょうが、
 私は読む場合も書く場合も完全に攻めに感情移入しています。
 特に性行為になると受けの気持ちには全くいきません。
 
 どうも自分が理想のカッコイイ男になって、
 好みの受けを追い掛け回して突っ込みたいという願望があるようです。

 
 そりゃBLでしか出来ませんよね。
 男女エロも百合もそれぞれ楽しんだ上で、BLを読んだり書いたりする理由は私の場合はこれです。

 女性がBLを好きな理由というのはやはり性的嗜好にかなり関わるし、
 性的嗜好なんていうものは人それぞれ違って当たり前なのだから、
 「これ」といって明確な答えは簡単に出ないのではないでしょうか。
 無論、最大公約数のようなものを出したいのならまた別です。
 それでも一人一人みんな違う意見をもっているし、これが性的嗜好に関わるものである以上、
 それを口にしたくない、聞かれたくない多くの女性がいるという事は分かって欲しいと思います。
 それでもどうしても女性がBLを書く真の理由を知りたい場合は、
 自分でBLを執筆してみるのはいかがでしょう?

女性がBLを好きな理由とは?1
女性がBLを好きな理由とは?3

●所長より

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