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頭を鍛える、ちょっとした生活習慣術

目次
はじめに
利き腕と反対の手で作業してみる
日記をつける
ダジャレやギャグを積極的に飛ばす
簡単な計算は暗算でやる
通勤・通学の時は、一駅前で降りてみる
知らない田舎町を散策してみる
納豆食べると、頭の働きが良くなる
創造力の源・前頭前野を鍛える



はじめに
 さて、質問です。
 創作に一番大切な能力は何だと思いますか?
 文章術? 発想法? 知識? これらも、もちろん重要な要素ですが、もっと根本的なモノ……
 そう、頭の柔軟さが創作活動にはなにより大切ですね。
 頭が柔軟であれば、アイディアも浮かびやすいし、
 読んだ本の内容をより多く吸収することもできます。文章技術の習得だって早いでしょう。
 しかし、頭の良い人と悪い人の差というのは厳然と存在します。
 そしてその人口比率は、頭の良い人の方が圧倒的に少ないのです。
 そこで「ぐそぉ〜!なぜ俺は天才にうまれなかったんだぁ!?」と地団駄を踏み、
 世の中を呪って世界征服をたくらんでみたところで事態は好転しません(汗)。

 頭を柔軟にする。脳力を鍛えることは、日々の生活習慣をちょっと変えるだけで可能です。

 頭の良さは持って生まれた資質だけに左右されるものではありません。
 後天的な努力で、かなり伸ばすことができるのです。
 塵も積もれば山となる。ちょっとした努力を続けて頭を鍛えれば……
 ムフフ、執筆活動のみならず日常生活でもウハウハになれますよね(たぶん)。
 では、その具体的な方法をご紹介しましょう。 

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利き腕と反対の手で作業してみる

 人間の大脳が右半球と左半球に分かれ、
 それぞれ右脳・左脳と言われていることは広く知られています。
 このうち、右脳は直感力や感性、創造性をつかさどり、左脳は論理力や言語をつかさどっています。
 最近は、とにかく右脳の働きが重要視され、
 右脳を鍛えるためのトレーニング方法がたくさん開発されています。

 創作においても、右脳を鍛えることはかなりプラスになります。

 しかし、右脳ばかり偏って鍛えていてはいけません。
 創作では、創造性をつかさどる右脳がもっとも重要なような認識を持ちがちですが、
 論理性をつかさどる左脳も同等に大切です。
 右脳を発達させ、せっかく良いアイディアを思いつけるようになっても、
 それを形にして伝える論理的思考力が無かったら意味がないからです。

 左右の脳をバランスよく鍛えることが大切です。

 さて、それにはどうしたらよいでしょうか?
 一番簡単なのは、手を使って頭に刺激を与えるという方法です。
 右腕は左脳に、左手は右脳に支配されています。

 よって、利き腕と反対の手を使えば、左右の脳をバランス良く鍛えることができます。

 右ばかり、左ばかり使うのではなく、左右の手を同じ頻度で使うようにするのです。
 一番良いのは、利き腕と反対の手で字を書くことですね。
 利き腕を使った場合は、脳にはその手順が記憶されていますから、
 何も考えなくてもスラスラと書くことができます。
 ところが、反対の腕を使うと、反対の脳には文字を書く手順がインプットされていないため、
 非常に良い刺激になるのです。
 あなたも、たまに思い付いたときにでも、利き腕とは反対の手で作業してみてください。
 字を書く方法の他にも、歯を磨いたり、ドアを開けたり、
 テレビのリモコンを操作したり……やる気になれば、やれることは無限にありますね。

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日記をつける

 人間にとって、もっとも知的な作業は文章を書くことだと言われています。
 作文でも小論文でもレポートでも日記でも小説でも、
 書くという作業は頭をフル回転させなければこなせません。よって、

 少しでも文章を書く癖をつければ、それだけで脳力開発になります。

 「それなら、ふつうにライトノベルを書いてるだけで十分だぁ〜」
 という声が聞こえてきそうですね(笑)。
 でも、小説はネタが無ければ書けません。
 そこで、毎日文章を書く習慣をつけるためにも日記を書くことをオススメします。

 実は、この日記をつけるという習慣は、
 2つの工夫を加えることによって、非常に優れた脳力開発になるのです。


 それでは、まず最初のコツ。
 それは、パソコンで日記をつけていたのではダメだというこです。
 慣れてしまうとパソコンで文章を書く方が手書きよりはるかに楽なので、
 パソコンで文章を打っている人はかなり多いと思います。しかし、そんな方々に警報!

 キーボードを叩くのではなく、鉛筆を使って日記帳に日記を書いてください。

 デジタル万能の時代に、なぜそんなめんどうなことを?
 と思った方、あなたはITボケの危険性があります。 
 パソコンは、キーを叩けばどんな漢字でも一発変換してしまいますよね。
 『薔薇』や『猖獗』『蒼惶』なんて、難しい文字も簡単に書けてしまいます。
 これでは、自分の記憶を頼りに字を書いていないため、脳に刺激を与えることにならないのです。

 人間の身体は使えば使うほど機能が上がるようにできています。
 反対に使わなければ、機能はどんどん退化していくのです。


 最近問題になっているITボケは、コンピューターがすべてを記憶し、
 人の作業を代行してくれるために起きている現象です。
 カーナビを車に取り付ければ、道を覚えたり地図を見たりする必要が無くなります。
 とても楽ですが、脳を使わなくなるため、おバカになるという大きなデメリットが潜んでいるのです。
 同様に、パソコンを使って文章を書いている人には、
 読めるけど書ける漢字が少ないとおっしゃる方がたくさんいます。これは立派なITボケの兆候です。
 若くしてボケるのなんてイヤですよね?
 だから、鉛筆を使って日記を綴ってください。わからない漢字があったら辞書で調べるのです。
 また、これが重要なのですが、

 日記はその日の夜につけるのではなく、次の日の夜につけてみてください。


 1日遅れで日記を書いてみるのです。
 なぜ、そんなことをするかと申しますと、人間は忘れる動物だからです。
 昨日のことなんて、1日経つとほとんど覚えてません。
 例えば、昨日の晩ご飯が何だったか、あなたはパッと思い出して言えますか?
 私の場合は「うーん」と、しばらく唸らないと思い出せません(笑)。

 実この記憶を思い出そうとする作業が、非常に脳のために良いのです。

 記憶力を高めるトレーニングになります。
 だから、わざと1日遅れで日記を書いてみてください。
 昨日のことがぜんぜん思い出せなかったら、
 大まかな出来事を箇条書きにしてみるだけでも良いです。
 この習慣を1年も続ければ、知らない間にあなたの知力はどーんとアップします。

 また、あなたがもしプロ作家デビューを狙っているのなら、地道に文章を書き続けることこそ、
 新人賞受賞への最短距離だということを覚えておいてください。


 
新人賞に投稿して一発入賞してしまうような天才とは逆に、
 何年も何年も地道に小説の修行を重ねて作家になったという人はかなりいるのです。
 代表的な人として、第13回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した粕谷知世さんがいます。
 彼女は、13年にも及ぶ長い投稿生活の末、『クロニカ』という作品で大賞を受賞し、
 作家デビューを果たしました。
 努力しても、天才に追いつけないなんて事は決して無いのです。

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ユーモアやギャグを積極的に飛ばす

 ユーモアのある人は、頭のいい人です。

 
人を笑わせること、ウケを取ることは、頭が良くなければ決してできません。
 ギャグやユーモアを不真面目なモノとして軽蔑している超まじめ人間は、
 頭がカチカチに堅い人です。
 そんな人の頭からは柔軟な発想など浮かぶわけがありません。

 人を笑わせることは、頭を鍛える最高のトレーニングです。


 学校や職場には、積極的にギャグを飛ばして、 
 笑いを取ることを得意としている人が1人はいますでしょう?
 今日からあなたも、その人たちを見習って、家で職場で、学校で、
 ユーモアやギャグを連発してみましょう。
「さむ〜い……!」「オヤジギャグはやめろよ」
 なんてヤジが飛ぶかもしれませんが、めげてはダメです。
 別に悪いことをしているわけではないのですから、どんどんギャグに挑戦してみてください。
 ユーモアは人間関係の潤滑油ですから、単に頭を鍛えるだけではなく、
 人間関係の改善にも繋がります。
 おもしろい人、愉快な人、と思われれば友人も多くできますし、
 女の子にもモテモテに……なる可能性はかなり高いでしょう(笑)。

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簡単な計算は暗算でやる

 現代の恐怖。それは脳を錆び付かせるITボケ。
 私たちは意識的にこれと戦っていかねばなりません。
 現代人は、程度の差こそアレ、ITボケの洗礼を受けていますからね。
 そこで提案したいのが、簡単な計算は暗算でやる習慣をつけることです。
「ええ?それって、数学じゃないか!?」
 と抗議の声が上がるかもしれませんが、

 簡単な計算をやることは脳の活性化に非常に効果的なのです。

 それに、小説というのは数学的合理性も求められる分野ですから、
 数学もおろそかにすることはできません。創作とは持てる知力の総合力で勝負する世界です。
 単純計算が脳の活性化に貢献することは、東北大学の川島隆太教授の実験によって証明されています。
 川島氏は、コンピューターゲームとクレペリン検査(単純な足し算を繰り返すテスト)
 をしているときの脳の様子をPET(陽電子放射断層撮影)で調べました。
 すると、単純でつまらない足し算をしているときの方が、
 楽しいはずのゲームをしているときより、脳が活発に活動していることがわかったのです。
 この結果から、川島氏は、

 @簡単な計算問題は脳を鍛える。

 Aむずかしい問題を解く前に簡単な計算問題を1〜2分やると、
 脳の様々な部分が活性化して、いまわば脳のウォーミングアップになると提言しました。

 
彼は、大人のための計算問題集まで出版しています。
 私たちの普段の生活には、暗算で計算をする機会など、滅多にありませんよね。
 電卓、パソコンをはじめ、人間の代わりに計算をしてくれる便利なコンピューターが社会には溢れています。
 一体、学校で苦労して数学を勉強してきたのは、なんのためだったのかと疑問に思ってしまうほど(笑)。
 だから、買い物をするときにでも意識的に計算を暗算でする習慣を身につけてください。
 それだけで、脳を鍛えることになります。

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通勤・通学の時は、一駅前で降りてみる

 散歩は脳に良いです。
 歩くと血の巡りが良くなり、神経細胞に栄養素が行きわたるようになるのです。
 これによって、脳全体がまんべんなく刺激されます。
 体育会系的マッスル人間は頭まで筋肉でできている〜、
 なんて揶揄されることがありますけど、これは正しくありません。

 適度な運動は身体だけでなく頭にとっても良いのです。

 脳への刺激というと、読書や囲碁・将棋をすることの方が効果的と思われがちですが、
 実は最近の研究では座ったままの状態では、脳の一部しか使っていないことがわかっています。
 つまり、「頭脳」ではなく「身体」を使った方が、脳はより活性化できるというわけです。
 解剖学を専門とする養老猛司氏も、「死の壁」などの著書の中で、
 入力した情報を出力する身体の重要性を唱えています。
 また、精神科医で、「受験は要領」などの著者としても知られる和田秀樹氏も、
 受験生の頃、英単語をや歴史の年号をなどを記憶するとき、
 部屋の中を歩き回りながらブツブツ単語を口にしたそうです。

 運動不足の解消と、脳の活性化が同時にできるとは、まさに一石二鳥。

 しかし、普通に生活していたのでは、散歩なんてしている暇はそうそうありませんよね?
 そこで、提案したいのが通勤・通学の際は、一駅前で降ることです。
 こうすれば、必然的に歩かざるを得なくなりますから、毎日散歩をすることができます。
 電車代も節約できるし、明日からさっそくためしてみませんか?

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知らない田舎町を散策してみる

 行ったことのない未知の土地を歩くこと、
 これこそ、脳を活性化させる最良手段と言えます。


 上で紹介した「通勤・通学の時は、一駅前で降りてみる」の上級テクニックですね。
 人間の脳はあらゆる器官から刺激を受けます。
 その中で入力される情報がもっとも多いのは視覚です。
 視覚的な情報を認識するのは、脳の後ろ側にある視覚野という部分で、
 ここは刺激を受ければ受けるほど発達します。
 そして、この部分が発達していれば物の認識能力が高くなります。
 認識能力は、観察力や注意力にも関わってくる物で、
 これが高いことが、頭のいい人に共通する条件です。
 知らない街に行けば、住み慣れた街と違って、
 いやがおうにも周囲の景色に目を向けることになりますね。
 そうすれば、必然的に視覚野をギンギン刺激することになります。
 また、この際注意することは、

 東京や大阪のような大都市ではなく、畑や田んぼがあるような田舎町に行くことです。

 人工物を眺めているより、自然に接していた方が、
 人間の脳はより多くの刺激を受け取ることができます。
 自然の中には、デジタルとは比べ物にならないほどの情報が詰まっているのです。
 それは、テレビに子守をさせて育てた子と、山の中を駆け回らせて育てた子とでは、
 情緒や自立心に大きな差が出てくることからも証明されています。
 人間はビルを建てることはできても、テントウ虫やクワガタを作ることはできません。
 ビルは鉄筋とコンクリートでできた単純明快な代物ですが、テントウ虫は、
 どうやって動いているのかも定かではない超複雑なシステムによって生きています。
 この生命という神秘に接する機会を増やすことによって、感性を磨くことができるのです。

 漫画の神様と謳われる手塚治虫も、子供のころ昆虫が好きで、
 原っぱや山の中で遊んでいたといいます。
 そして、その時の経験が、後の名作の大きなヒントになったそうです。


 たまには、田舎町をテクテク散歩してみると良いでしょう。

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納豆食べると、頭の働きが良くなる
 
 頭の働きを良くすると言われている食べ物はいろいろありますが、その中で

 もっとも効果的なのは納豆です。

 納豆には脳の血流を良くする
 「ナットウキナーゼ(納豆菌)」という素晴らしい酵素が入っているのです。


 脳への血流が増えると、酸素や栄養分も増えます。
 それと同時に老廃物が無くなって、神経が刺激され、
 若い細胞がどんどん突起を伸ばして成熟していきます。
 脳って、血がたくさん通ったら、やっぱり活発に動くのですね。

 逆に、あまり血が通わくなると、脳細胞が壊死してきます。
 人の脳細胞は20歳を過ぎると、日に10万個死んでいくと言われていますが、
 それに拍車がかかってしまうのです。
 だから低血圧の方は将来、痴呆になる可能性が高いといわれています。
 恐ろしいですね……低血圧の方、気をつけましょう!

 また、大豆そのものにふくまれている「レシチン」という脂質の一種が、
 脳を活性化させ、記憶力を高めてくれることが知られています。

 「ナットウキナーゼ(納豆菌)」と「レシチン」を摂取できる納豆は、
 まさに脳の働きを良くする理想的な食品と言えるのです。


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創造力の源、前頭前野を鍛える

 前頭前野ってなんじゃらほい?
 前頭前野とは、脳の中で35%を占める前頭葉の中にある部分です。
 創造力や記憶、感情の制御、行動の抑制、集団でのコミュニケーションなど、
 さまざまな高度な精神活動を司っている、脳の中の脳とも呼ばれている重要な場所なのですね。

 ここを鍛えることによって、記憶力や計算力がアップし、
 感性豊かになりクリエイティブな能力が向上します。


 逆に前頭前野の働きが鈍ると、IQ(知能指数)が落ちてきて、
 社会に適応できずにマイナス方向にどんどん進んでいきます。

 頭が良いと言われる人には2つのタイプがいます。
 ひとつは知識が豊富な人です。
 いろいろな方面の知識がたくさんある人を、一般的に「頭がいい人」といいます。

 もうひとつは、蓄えた知識を上手に使える人です。
 知識があっても、それを活用できなければ宝の持ち腐れです。
 知識を有効に使うことができる人が、本当の意味で「頭のいい人」と言えるのですね。
 
 実は脳のなかに蓄えられている知識をどのように使うかは、
 脳の司令塔としての「前頭前野」の働きによります。
 前頭前野が鍛えられていると、習得した知識をより効果的に使えるのです。
 知識型の秀才に比べて、こちらは知恵のある人、賢い人と呼ばれます。
 この前頭前野を鍛えるのには次のような方法があります。


1・簡単な計算を早くやる。
 これは先ほども紹介したことですね。
 ファンクショナルMRIという機械を使い脳のどの部分がよく使われているか調べてみると、
 興味深いことがわかりました。
 大学生に1+2=などの単純な計算を早くさせます。
 あまりにも簡単すぎるので脳はあまり使われていないと予想されましたが、
 右脳も左脳も前頭前野をたくさん使っていることがわかりました。

 ただし、ゆっくりやるとあまり脳は使われません。
 また、数を数えるという単純なことでも前頭前野がたくさん使われます。
 逆に難しいこと、例えば、
 104×(2.37−0.89)=
 などの計算の問題や文章題をやっても右脳の前頭前野は全く使われません。
 左脳も前頭前野のごく一部が使われるだけであることがわかりました。
 つまり前頭前野をたくさん使うには簡単な計算問題を早く解くことが重要なのです。


2・読書をする
 東北大学教授の川島 隆太さんの研究によって、
 前頭前野を活性化するには読書が有効であることがわかっています。
 脳機能イメージング装置という機器で脳を測定し、
 脳細胞が働いていると判定できた領域に色をつけて表示してみたのです。
 目を閉じてじっくり何かを考えているときは、たいして脳は働いていませんでした。
 これに対し読書をしているときは、ものを見る後頭葉以外に、
 前頭前野の特に言語を扱う領域が右脳左脳ともいっぺんに働き出したのです。

 さらに、ただ読むだけではなく、声に出せば脳がたくさん働くことを発見できました。


3・他人とコミュニケーションを取る
 日大大学院の森昭 雄教授や、
 東京・第三北品川病で「高次脳機能外来」を開設している築山 節医師の研究によると、
 職業的に画面をずっと見ていて、他者とのコミュニケーションがない人は、
 前頭前野の働きが鈍くなっていることがわかっています。

 前頭前野は他人とのコミュニケーション能力にも関係しています。
 当然、誰かとあまり接せず会話が少ない人は、前頭前野が刺激されないわけですね。
 会話は、入力、情報処理、出力のすべての面で脳をよく使う活動で、
 実際に会話している時の脳は、前頭前野だけでなく、
 広い範囲が活発に動いていることがわかっています。
 日常的にコミュニケーションが少ない、家に帰ってもパソコン・テレビで、家族とも会話がない、
 そういう人たちは注意が必要というわけです。

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